セントウルS
レース展望
スプリンターズSの前哨戦。過去10年で1番人気は[3−2−3−2]で5連対。開幕週で前が残りやすく、先行馬は[3−2−0−1]だが、差し追い込み馬は[0−0−3−1]で不振。牡馬[1−0−3−1]、牝馬[2−2−0−1]で牝馬は堅実。2番人気は[2−3−2−3]で5連対、3番人気は[1−1−0−8]で2連対。最近5年は135倍、166倍、14倍、37倍、47倍で中穴以上の決着が多い。
連対馬20頭のうち14頭が逃げ先行馬。開幕週で前が残りやすい。1分7秒台の高速決着に対応できる逃げ先行馬を重視したい。メンバー最速上がりを繰り出した馬は[1−1−2−7]で1、2番人気が各1頭連対したのみ。追い込みタイプは展開の助けがないと厳しい。過去10年勝った馬は全て7月以降に使った馬。2ヶ月以上の間隔が空いた馬は[0−5−5−27]で2、3着が多い。カレンチャンはデータを破れるか。
サマースプリントシリーズの最終戦だが、今年はアイビスSDとキーンランドCを制したパドトロワが優勝を決めている。サマージョッキーズシリーズは上位拮抗の大混戦。38点でトップの池添騎手はカレンチャン、34点で2位タイの浜中騎手はマジンプロスパーに騎乗する。2位タイの安藤勝騎手、内田博騎手は京成杯AH。優勝騎手には褒賞金100万円とワールドスーパージョッキーズシリーズへの出場権が与えられる。
カレンチャンは芝1200m[7−1−1−2]でスプリンターズSと高松宮記念を優勝。高松宮記念は2番手から早めに抜け出して押し切った。馬場が乾くにつれて内を通って前に行った馬が有利になったが、池添騎手がそれを見逃さなかった。G1前のオーシャンSでは4着に終わったが、今回は7月からずっと坂路で乗り込んでいる。休み明け、56キロの克服がカギになるが、スプリンターズS前に陣営はどう考えるか。
ロードカナロアは芝1200m[6−1−1−0]で京阪杯とシルクロードSを優勝。デビューから全て1番人気に支持されている。高松宮記念と函館スプリントSは1枠1番から内ラチ沿いの4番手を進み、直線で伸び切れず0.1秒差の3着と2着。伸び切れずというより乗り方の問題か。陣営は福永騎手から岩田騎手に替えてきた。短距離王国・安田隆厩舎はカレンチャンと2頭出し。JRAの1枠1番攻撃は終了か。
マジンプロスパーは阪急杯とCBC賞を優勝。CBC賞は外枠から2番手につけ、直線で早めに先頭に立ってそのまま押し切った。芝1200mで強引なレースで押し切ったように力をつけている。2走前の高松宮記念は3番手から伸び切れず0.3秒差の5着。そのときの差をどこまで詰めているか。昨年から一戦ごとに勝ち負けを繰り返している。今年の重賞で佐々木氏は4番人気以内なら[3−2−0−0]で絶好調。
高松宮記念2着馬サンカルロ、、昨年のセントウルS勝ち馬エーシンヴァーゴウ、北九州記念勝ち馬スギノエンデバー、同3着馬エピセアローム、同5着馬ヘニーハウンド、同7着馬エーシンヒットマン、前走安土城S2着のエーシンホワイティなど伏兵は数多い。サンカルロは阪神芝[2−2−2−2]で高松宮記念2着があるが、開幕週の馬場がどう出るか。今年の夏は暑かった。真夏に使われた馬が結果を出すとは限らない。
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★先週の予想結果
◆競馬道場(競馬アナリストGM)
札幌2歳S 馬単1,190円 3連単22,330円的中!5週連続重賞本線的中!
◆MR予想(万馬券MR)
小倉2歳S 馬連3,540円、札幌2歳S 馬単1,190円など的中!
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