ローズS
レース展望

秋華賞トライアル。07年に外回りの芝1800mに変更された。過去10年で1番人気は[4−2−1−3]で6連対。前走オークスを勝った馬は[0−0−0−3]で不振。前走オークスで負けた馬は[2−1−0−0]、前走オークスでない馬は[2−1−1−0]で堅実。2番人気は[2−1−2−5]で3連対、3番人気は[0−1−1−8]で1連対。春のG1実績馬が揃うが、人気馬同士で堅く収まることは少ない。

距離変更後は4年のうち2年で7番人気以下が連対し、馬連は230倍、11倍、73倍、50倍。昨年は10番人気のマイネイサベルが2着に突っ込んだ。オークス馬は全馬が馬体10キロ以上増えて[0−0−0−5]で馬券圏内なく不振。次の秋華賞が目標のため、休み明けで余裕を残して仕上げてくるのがパターン。逆にオークス2着馬は[1−2−2−0]で複勝率100%。ただし今年もこれが当て嵌まるとは限らない。

ジェンティルドンナは桜花賞、オークスを制した2冠馬。オークスは後方からメンバー最速の34.2秒で差し切って5馬身差で圧勝した。勝ちタイム2分23秒6はレースレコード。これまで芝1600mまでしか経験がなかったが、距離延長、初の左回りで一気にパフォーマンスを引き上げた。勝ちタイムは翌週の日本ダービーを0.2秒上回っている。全姉ドナウブルーとはタイプが違うが、心肺機能の高さは受け継いでいる。

休み明けになるが、8月初めから坂路で入念に乗り込んでいる。ローズSで2冠馬はスティルインラブが22キロ増で5着、アパパネは24キロ増で4着に終わった。牝馬3冠を達成するにはローズSでお茶を濁すのがこれまでのパターンだが、ジェンティルドンナはディープインパクト産駒で規格外の可能性がある。秋華賞の後は東京芝2400mのジャパンCを狙う手もあるのではないか。今回は仕上がり具合に注意したい。

ヴィルシーナは桜花賞&オークス2着馬。オークスでは速い流れで本来の先行抜け出しができなかったが、それでも2着を確保し力を示した。ジェンティルドンナとは桜花賞で半馬身差だったが、オークスでは5馬身差に広がった。馬体の実の入りが浅く、春の時点ではジェンティルドンナと仕上がりに差があったのだろう。秋を迎えてどこまで馬体が成長してくるか。開催2週目の馬場を味方に立ち回りの上手さを生かしたい。

あとはチューリップ賞勝ち馬で前走札幌記念4着のハナズゴール、忘れ草賞勝ち馬キャトルフィーユ、前走三面川特別3着のラスヴェンチュラス、フェアリーS勝ち馬トーセンベニザクラ、関東オークス2着馬サトノジョリーなど。ハナズゴールは札幌記念で馬体が8キロ減っていたが、メンバー2位の34.8秒で追い込んで0.3秒差の4着まで追い上げた。チューリップ賞勝ち馬が阪神外回りで躍動するか。チューリップ賞2着のエピセアロームは先週セントウルSを制している。

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
京成杯AH 馬連4,960円 3連単59,410円、中山8R 3連単4,050円、紫苑S 馬連1,870円的中!
★4週連続3連単万馬券的中!★7週連続重賞レース的中!

◆MR予想(万馬券MR)
京成杯AH 馬連4,960円 3連複9,890円 3連単59,410円的中!穴馬スマイルジャック激走!
★前6週のうち5週で万馬券的中!

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