デイリー杯2歳S
レース展望

過去10年で1番人気は[6−2−0−2]で8連対。単勝1倍台は[3−0−0−0]、単勝2倍以上は[3−2−0−2]。07年にマリエンベルクが単勝4.4倍で8着に終わったように混戦で人気が割れたときは危険。2番人気は[0−3−2−5]で3連対、3番人気は[2−2−2−4]で4連対。連対馬20頭のうち18頭が5番人気以内。最近5年は38倍、6倍、16倍、13倍、6倍で10倍前後の決着が多い。

連対馬20頭のうち16頭が前走1着。初勝利直後は[6−5−5−39]で11連対。キャリアは問われない。新馬戦は3番人気以内なら[2−4−2−4]、未勝利戦は3番人気以内な[2−0−0−1]。野路菊Sは06年から6年連続で3着以内を確保。5番人気以内なら[2−3−1−3]で連対率55.6%。例年は開催2週目に行われるが、今年は開幕初日に行われる。その点で例年より前残りに注意したい。

マイネルエテルネルは新馬、小倉2歳Sを連勝。新馬戦は逃げてラスト3Fを11.9−11.7−11.6秒の尻上がりラップでまとめて3馬身半差で圧勝。小倉2歳Sは6番手から4コーナーで外に持ち出して直線で先に抜け出したクラウンレガーロを差し切った。前半3F32.7秒のハイペースで勝ちタイム1分7秒9は小倉の2歳レコードと同タイム。逃げ切った新馬戦とは一転して味のある内容で重賞初制覇を飾った。

マイネルエテルネルは外国産馬で現時点の完成度が高く、かなりのスピードがある。小倉2歳Sで好位から差すレースができたように距離はある程度持つのではないか。今回は暮れの朝日杯FSに向けて距離1600mでどうなのか確認するレースになる。小倉2歳Sの後も坂路でじっくりと乗り込まれている。ある程度前につけられるため、開幕週の馬場は合うのではないか。メイショウボーラーに近づけるか重要なレースになる。

メイケイペガスターは阪神芝1600mの新馬戦を後方からメンバー最速の33.0秒で馬群を割って鋭く伸びて差し切り勝ち。前半3F37.1秒のスローペースで上がり勝負になったが、末脚の威力で捻じ伏せた。レースのラスト3Fは11.6−10.8−11.3秒で33.7秒。これを33.0秒で差し切ったように末脚の威力は相当。大型馬でまだ馬体は緩いが能力はある。今回は速い流れと開幕週の馬場がカギ。

小倉2歳S2着馬クラウンレガーロ、新潟2歳S3着のサウンドリアーナ、未勝利戦でヘミングウェイに勝ったテイエムイナズマ、札幌の未勝利戦を圧勝したダンツアトラス、中京の未勝利戦を勝ったタイセイドリーム、スリープレスナイトの全弟スクワドロンなど伏兵は数多い。テイエムイナズマはメンバー最速タイの33.7秒でまとめて1番人気のヘミングウェイを完封した。父はディープインパクトの全兄ブラックタイド。

ダンツアトラスは新馬戦でコディーノに2馬身半差の2着に負けたが、未勝利戦を3馬身半差で圧勝。距離短縮と開幕週の軽い馬場がカギになる。タイセイドリームはメンバー唯一のディープインパクト産駒。馬体が絞れて仕上がってくれば。スクワドロンは先週メインを2勝した橋口厩舎の管理馬。過去10年のデイリー杯2歳Sで橋口厩舎は[3−0−0−2]で3勝。過去10年で[3−0−4−3]の福永騎手を確保している。

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
スプリンターズS 馬単1,170円[◎○]、シリウスS ワイド580円など的中!

◆MR予想(万馬券MR)
スプリンターズS 馬連510円、勝浦特別 馬連2,070円など的中!

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