府中牝馬S
レース展望
エリザベス女王杯の前哨戦。過去10年で1番人気は[3−2−2−3]で5連対。前走連対馬は[3−1−0−0]、前走3着は[0−1−1−0]、前走4着以下は[0−0−1−3]。3冠牝馬スティルインラブは前走12着で3着、アパパネは前走6着で14着に終わった。2番人気は[1−0−3−6]で1連対、3番人気は[0−3−2−5]で3連対。連対馬20頭のうち17頭が5番人気以内。上位人気馬が堅実。
馬連は上位人気馬の組み合わせで20倍前後の中穴になることが多い。連対馬20頭のうち18頭が前走4着以内。前走好走した馬が活躍している。前走クイーンS出走馬は[5−2−2−22]、5番人気以内なら[4−2−2−6]。人気になったクイーンS組に注目。最近7年の連対馬14頭のうち9頭に芝1800m以上で重賞勝ち、5頭に芝1800m以上で重賞3着以内があった。芝中距離重賞で実績のある馬を重視。
ホエールキャプチャはヴィクトリアMでG1初制覇。12番枠から内に切れ込んで内ラチ沿いの3番手につけ、メンバー2位タイの33.8秒で抜け出した。馬場と展開を読んで好位の内に入れた横山典騎手の好騎乗。宝塚記念は14着に終わったが、ひと息入れて立て直し1週前に坂路で1番時計を出している。牝馬限定のG2以上では[2−2−2−1]。秋初戦で56キロ。エリザベス女王杯の前哨戦で横山典騎手はどう乗るか。
ドナウブルーは京都牝馬Sで重賞初制覇。ヴィクトリアMは2番手からしぶとく伸びて半馬身差の2着。初の左回りで外に寄れたぶん届かなかった。輸送による馬体減はクリアできた。安田記念は牡馬一線級相手に10着に終わったが、関屋記念は2番手からエーシンリターンズとの競り合いを制して1分31秒5のレコードで優勝。芝1800mは[1−0−1−2]でマイルより落ちるが守備範囲。今回も54キロで出走できる。
マルセリーナは昨年の桜花賞馬。ヴィクトリアMは後方からメンバー最速の33.5秒で伸びて0.3秒差の3着。最後は内を突いて鋭く伸びてきたが、出遅れて位置取りが悪くなかったことが堪えた。前走の安田記念は17着に終わったが、中2週で17番枠では厳しかったか。牝馬限定重賞では[1−1−1−3]で複勝率50%。秋華賞で7着に終わった後、距離を短くしただけに芝1800mで切れる脚を使えるかがカギ。
重賞2勝の実力馬アプリコットフィズ、福島牝馬S勝ち馬オールザットジャズ、関屋記念2着馬エーシンリターンズ、マーメイドS2着馬クリスマスキャロル、昨年の2着馬アニメイトバイオ、一昨年の3着馬スマートシルエット、前走クイーンS4着のレインボーダリア、2走前の関屋記念で4着のマイネイサベル、3連勝中の上がり馬ゴールデングローブ、前走1000万条件を圧勝したアドマイヤセプターなど伏兵は数多い。
アプリコットフィズは昨年京成杯AHと富士Sで2着に入りキャピタルSを勝ったが、今年は8、6、18着に終わった。昨年のクイーンS勝ち馬で距離は守備範囲。能力はあるだけに休養してどこまで復調してくるか。オールザットジャズは芝1800m[4−3−0−1]の巧者。ヴィクトリアM、クイーンSはスムーズさを欠いて力を出していない。新潟芝1800mでは切れる脚を使っている。今回も藤岡佑騎手の乗り方次第か。
エーシンリターンズは前走京成杯AHで外枠が堪えて7着。4走前のメイSでは33.3秒でまとめて逃げ切っている。内枠は[2−1−1−0]、外枠は[0−0−1−5]。枠順に注意。アドマイヤセプターは前走札幌芝1500mで唸るような勢いで伸びて4馬身差で圧勝。レースのラスト3Fは11.8−11.2−11.1秒で尻上がり。芝1800mは守備範囲だが、テン乗りの田辺騎手が折り合えるかどうかがカギ。
★先週の予想結果
◆競馬道場(競馬アナリストGM)
WIN5 211,570円的中!オパールS 3連単45,550円的中!
◆MR予想(万馬券MR)
WAKUWAKU競馬道場
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