富士S
レース展望

過去10年で1番人気は[3−0−2−5]で3連対。関東馬は[0−0−0−3]、3歳と6歳以上は[0−0−1−2]で不振。関西の4、5歳馬なら[3−0−1−0]で堅実。2番人気は[2−2−1−5]で4連対、3番人気は[1−0−0−9]で1連対。6番人気以下が8連対と多い。最近6年の馬連は185倍、43倍、52倍、255倍、220倍、23倍で万馬券が3回。人気薄が目立ち、かなり波乱傾向が強い。

連対馬20頭のうち16頭が前走5着以内。前走6着以下から連対した4頭にはマイル重賞で連対があった。10番人気以下で連対した4頭は全て関西馬。前走惨敗して人気を落としたマイル重賞実績のある関西馬に注意。3歳馬は[1−0−4−31]、3番人気以内では[0−0−0−6]で不振。ただし今年の毎日王冠では3歳馬がワンツーを決めている。今年のメンバーなら3歳馬が連対圏に突っ込んでもおかしくない。

フラガラッハは米子Sと中京記念を連勝。前走の中京記念は57キロを課せられたが、最後方からメンバー最速の34.7秒で豪快に差し切った。他馬よりストライドが大きく、トップスピードに乗るとそのスピードを持続できるタイプ。芝1600mは[5−0−0−3]で勝ちか負けるか両極端。今の東京で最後方から直線一気を決めるのは簡単ではないが、高倉騎手はどう乗るか。ひと息入れたため、仕上がり具合に注意。

ファイナルフォームは2走前の東京でゴール前で外に斜行してランパスインベガスの進路を妨害したが、降着にならず1着。前走のラジオNIKKEI賞は5番手からメンバー3位タイの34.8秒で抜け出し2馬身差で快勝。好位の内で脚をタメて直線で抜け出す危なげのない勝ち方だった。芝1600mは[1−1−1−0]で距離は守備範囲。ディープ産駒&堀厩舎の3歳馬がマイルCSに向けてステップアップできるか。

ガルボは今年東京新聞杯とダービー卿CTを制した。前走の安田記念は中団からしぶとく伸びて0.5秒差の5着に入り、地力強化を示した。芝1600mは[3−3−1−5]、東京芝1600mは[1−1−1−2]で東京新聞杯1着、富士S3着がある。芝1600mでG3以下なら[3−3−1−0]で複勝率100%。派手さはないが、相手なりに堅実に走るタイプ。先行力はあるが、極端に上がりが速くならなければ。

安田記念3着馬コスモセンサー、一昨年の富士S勝ち馬ダノンヨーヨー、京成杯AH2着馬スマイルジャック、関屋記念&京成杯AH3着のスピリタス、前走ポートアイランドS2着のゴールスキー、NHKマイルC3着馬クラレント、ニュージーランドT2着馬セイクレットレーヴ、小倉日経オープンを勝ったダローネガ、東京新聞杯3着馬ヒットジャポット、前走勝ってオープン入りしたサトノタイガーなど伏兵は数多い。

コスモセンサーはハイペースで前に行って粘っており地力強化は明らか、56キロで出走できるのは有利。ダノンヨーヨーは一昨年のマイルCS以来連対がないが、マイルCSと安田記念で4着に入っており力はある。スタートと展開がカギ。セイクレットレーヴはNHKマイルC5着、エプソムC4着。横山典騎手&田中清調教師は先週のホーエルキャプチャのコンビ。キョウエイタップのように1週遅れがあるかもしれない。

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
秋華賞 馬単・3連単3,660円[◎○▲]的中!穴馬アロマティコ激走!

◆MR予想(万馬券MR)
秋華賞 3連単3,660円、東京ハイジャンプ 3連複4,140円的中!

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