スワンＳ
レース展望
マイルＣＳの前哨戦。過去１０年で１番人気は［１−１−１−７］で２連対。前走芝１６００ｍを勝った馬は［１−１−０−１］だが、芝１６００ｍで負けた馬は［０−０−１−２］、前走芝１２００ｍは［０−０−０−４］で不振。２番人気は［１−１−０−８］で２連対、３番人気は［２−２−２−４］で４連対。１０年のうち８年で８番人気以下が連対しており、馬連は５０倍以上が３回、万馬券が５回とかなり荒れている。
連対馬２０頭のうち１０頭が前走６着以下から連対したが、そのうち９頭が前走芝１２００ｍ重賞に出走していた。前走芝１２００ｍ重賞で負けた芝１４００ｍ巧者に注意。連対馬２０頭のうち１７頭に重賞勝ち、残る３頭には重賞２着があった。Ｇ２でレベルが高く、重賞実績のない馬では通用しにくい。年齢別では４歳馬が［５−５−３−２３］で１０連対だが、今年は京成杯ＡＨ、毎日王冠、富士Ｓの結果から３歳馬に注意。
レオアクティブは前走京成杯ＡＨを１分３０秒７の世界レコードで優勝。内ラチ沿いの後方からメンバー最速の３３．１秒で最内から差し切った。横山典騎手が上手く乗ったが、末脚の威力がないとあの乗り方で勝てない。芝１４００ｍは［２−３−０−１］で良馬場なら［２−２−０−０］。２走前の朱鷺Ｓは後方からメンバー最速の３３．５秒で大外一気を決めている。３歳馬のため、今回も５４キロで出走できるのは有利。
サンカルロは前走スプリンターズＳで後方からメンバー最速の３３．３秒で伸びて０．３秒差の６着。内から捌いて切れる脚を使ったが、位置取りが後ろ過ぎて届かなかった。芝１４００ｍは［３−１−２−５］で阪神カップと阪急杯を制している。阪神芝１４００ｍを得意にしているが、昨年のスワンＳでは後方からメンバー最速タイの３３．３秒で追い込んで０．６秒差の４着に入った。今年も展開と位置取りがカギになる。
グランプリボスは休み明けは走らないタイプだが、前走毎日王冠で２番手から見せ場を作って０．５秒差の６着に粘った。芝１４００ｍは［１−１−０−２］で京王杯２歳Ｓを勝っている。昨年の阪神カップでは７番手からメンバー３位の３４．５秒で伸びてサンカルロにハナ差の２着に入った。サクラバクシンオー産駒で距離が短くなり、流れが速くなりそうなのはプラス。［０−０−０−４］の京都芝を克服できるかがカギ。
ポートアイランドＳ勝ち馬オリービン、昨年のマイルＣＳ勝ち馬エイシンアポロン、重賞２着が３回あるダノンシャーク、中京記念２着馬ショウリュウムーン、阪急杯２着馬スプリングサンダー、オパールＳを逃げ切ったテイエムオオタカ、同２着馬エーシンホワイティ、２連勝でオープン入りしたカネトシディオス、アドマイヤセプターなど伏兵は数多い。Ｍデムーロ騎手はアプリコットフィズ、メンディザバル騎手はレッドデイヴィスに騎乗予定。
オリービンは前走ポートアイランドＳを優勝。阪神芝［３−３−０−０］の３歳馬が古馬相手に能力を示した。阪神以外では［０−０−１−４］だが、ＮＨＫマイルＣでは３着クラレントにハナ差の４着に入った。京都芝１４００ｍでパフォーマンスアップできれば。エイシンアポロンは昨年富士ＳとマイルＣＳを勝ったが、馬場が渋っていた。渋った馬場で芝１８００ｍ以下なら［４−１−０−１］。馬場が渋ったら要注意。
エーシンホワイティは京都芝１４００ｍ［０−３−０−０］で３戦とも１分２０秒台で走っている。今春の京王杯ＳＣでは０．４秒差の６着に終わったが、平坦巧者で京都コースは合っている。サクラバクシンオー産駒。アドマイヤセプターは１０００万、１６００万条件を連勝。先日亡くなったアドマイヤグルーヴの娘。ここにきて馬体が充実して落ち着きが増し、距離短縮で折り合いがつくようになった。本格化した可能性。
★先週の予想結果
◆競馬道場（競馬アナリストＧＭ）
菊花賞 馬単1,140円[◎▲]、富士S 馬連4,990円、WIN5 7,320円的中!厳選予想2戦2勝!
◆ＭＲ予想（万馬券ＭＲ）
富士S 馬連4,990円、菊花賞 馬連960円、室町S 3連単6,880円･4,620円、WIN5 7,320円的中!
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