ステイヤーズＳ
レース展望
中山の内回りコースを２周する長距離重賞。過去１０年で１番人気は［５−１−０−４］で６連対。最近は前走菊花賞で連対した３歳馬以外不振が続いている。２番人気は［０−３−２−５］で３連対、３番人気は［０−０−１−９］で連対なく不振。最近５年のうち４年で６番人気以下が連対しており、馬連は１４１倍、３４倍、６７倍、２５倍、５０倍で全て中穴以上の決着。近年の長距離重賞は他のレースでも波乱傾向が強い
前走ＡＲ共和国杯出走馬は［６−５−６−３５］で１１連対。１番人気は［３−０−０−２］、２番人気は［０−３−２−０］で人気馬は狙える。４〜７番人気が５連対。穴で前走ＡＲ共和国杯で負けた馬の巻き返しに注意。ステイヤーズＳで好走した馬が再度好走することが多い。スタミナが問われる中山の長距離戦で距離＆コース適性が問われる。今年はフォゲッタブル、ネヴァブション、マイネルキッツ、トウカイトリックに注意か。
マイネルキッツは芝３０００ｍ以上では［２−１−０−１］で天皇賞(春)１、２着、ステイヤーズＳ１着がある。昨年のステイヤーズＳは中団から徐々に進出して４コーナー先頭からそのまま押し切った。不良馬場でラスト６Ｆからペースアップしてスタミナが問われる展開になったことで地力を発揮した。今年は不振が続いているが、昨年より１キロ減の５７キロで出走できる。今年は混戦メンバー。９歳のＧ１馬が底力を見せるか。
トウカイトリックはステイヤーズＳに５回出走し２、４、８、４、３着。昨年は１２番人気だったが、最後方から捲って３着に突っ込んだ。前走のＡＲ共和国杯は長期休み明け、直線での不利が堪えている。１０歳馬が得意レースで今年も激走するか。フォゲッタブルはステイヤーズＳに３回出走し１、５、７着。１０年のダイヤモンドＳを勝ってから１４戦馬券圏内がなく不振が続いている。ガツンと追えるムーア騎手は合いそう。
ネヴァブションはステイヤーズＳに２回出走し２、３着。今年は［０−０−０−９］で日経賞の５着が最高。全６戦は１０着以下に終わっている。地力はあるが、復活のきっかけを掴めない。ステイヤーズＳ好走経験のある馬はみな高齢馬で近走不振。今年は大混戦メンバーだけにデキが上向けば復活があってもおかしくないが、まずは最終調教の動きに注目したい。昨年は格上挑戦のイグアスが２着。適性があれば格は問われない。
前走アンドロメダＳ２着のメイショウウズシオ、前走八坂Ｓで直線一気を決めたデスペラード、前走晩秋特別を勝ったネオブラックダイヤ、ダイヤモンドＳ勝ち馬ケイアイドウソジン、前走オクトーバーＳ５着のファタモルガーナ（ディープインパクト産駒）など伏兵は数多い。今年の重賞で１番人気の単勝が最も高かったのは、安田記念のサダムパテックで６．６倍。今年のステイヤーズＳはそれを超える大混戦レースになりそうだ。
★先週の予想結果
◆競馬道場（競馬アナリストＧＭ）
ジャパンＣ 単勝６６０円 馬単１，５８０円 ３連単５，５５０円的中！［高確信度◎○▲完全的中］
◆ＭＲ予想（万馬券ＭＲ）
ジャパンＣ 馬連・３連単５，５５０円、プロミネントＪＴ 馬連４，０４０円的中！
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