中山金杯
レース展望

過去10年で1番人気は[4−0−0−6]で4連対。前走重賞連対馬は[3−0−0−1]だが、前走連対を外した馬は[1−0−0−4]で不振。前走OP特別は[0−0−0−2]で不振。2番人気は[1−2−1−6]で3連対、3番人気は[2−0−1−7]で2連対。ハンデ戦らしく6番人気以下が6連対と多いが、最近5年の連対馬10頭のうち9頭が5番人気以内。最近5年の馬連は17倍、28倍、22倍、33倍、25倍で中穴までに収まっている。上位人気馬の組み合わせで中穴を狙う馬券作戦が有効。

トップハンデは[2−2−0−11]で4連対。連対した4頭は6、7、10、4番人気。人気のトップハンデは不振。人気薄の激走に注意。最近5年の連対馬10頭のうち8頭が56キロ以上、残る2頭が55キロ。54キロ以下は[0−0−2−27]で3着止まり。軽量馬は馬連では出番がない。最近5年で前走から斤量が1〜1.5キロ増えた馬は[4−2−1−7]、4番人気以内なら[4−2−0−3]。このタイプの激走に注意。3着に人気薄が来ることが多い。3連単は3着に人気薄をマークして大穴を狙いたい。

ジャスタウェイは毎日王冠で中団からメンバー最速の32.6秒で伸びてクビ差の2着に入った。前走天皇賞(秋)は好位からしぶとく伸びて0.5秒差の6着。正攻法のレースで勝ち切るほど強くなかったが、一線級を相手に善戦し、距離2000mにメドを立てた。8着サダムパテックはマイルCS、10着ダイワファルコンは福島記念を次走制している。初の中山、4つのコーナーがあるコース、斤量0.5キロ増など課題はあるが、前2走よりメンバーは楽になる。ゴールドシップの内田博騎手&須貝厩舎のコンビ。

アドマイヤタイシはオープン入り直後の福島記念で中団からメンバー2位の34.9秒で伸びて0.3秒差の2着に入った。前走朝日CCは好位からしぶとく伸びてクビ差の2着。ズブい馬だけにガツンと追える岩田騎手は合っていた。2戦連続重賞で連対したようにここにきて力をつけている。芝2000mは[1−4−0−2]で守備範囲。前走と同じ55キロで出走できる。橋田厩舎はアドマイヤフジで中山金杯を2勝している。陣営はガツンと追えるベリー騎手を確保。高速決着にならなければ重賞制覇のチャンスか。

タッチミーノットは重賞で1、2番人気に支持され[0−1−0−4]に終わったが、前2走は9番人気で2、3着に入り穴をあけた。3走前の七夕賞12着で人気の盲点になった。新潟記念は3番手からしぶとく伸びてクビ差の惜しい2着。毎日王冠は中団の内ラチ沿いからメンバー2位の33.1秒で伸びて0.1秒差の3着。左回りの上がりの速いレースが合うのだろう。中山芝2000mは[1−1−1−0]で七夕賞2着がある。今回は前2走より1キロ重い57キロ。6戦連続で騎乗する横山典騎手が持ってくるか。

前走金鯱賞2着のダイワマッジョーレ、前走福島記念4着のヒットザターゲット、昨年の弥生賞勝ち馬コスモオオゾラ、前走朝日CC3着のタガノエルシコなど伏兵は数多い。ダイワマッジョーレは金鯱賞で中団の内から抜け出して0.1秒差の2着。勝ったオーシャンブルーは有馬記念で2着に入った。相手なりに堅実に走るタイプ。前走と同じ55キロで出走できる。ヒットザターゲットは前走4着で復調気配。内枠を引いてロスなく立ち回れるかがカギ。ハンデ戦で大波乱があるレース。人気の盲点になった10番人気以下に注意。

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
阪神カップ 3連複39,050円、有馬記念 3連複4,020円、中山大障害 3連単9,460円的中!

◆MR予想(万馬券MR)
阪神カップ 馬連13,120円 3連複39,050円的中!大穴馬ガルボが14番人気で激走!

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