東海S
レース展望

今年から1月に移動し、ダ1800mに変更された。過去10年で1番人気は[0−2−1−7]で2連対のみ。2番人気は[4−0−1−5]、3番人気は[1−4−1−4]で1番人気より堅実。6〜9番人気が4連対、10番人気以下が3連対と多く、中穴以上の決着が多い。中京ダ1800mは直線が長く坂ができたが、逃げ先行馬の活躍が目立つ。前に行ってしぶとい脚を使える馬を重視したい。昨年まで同時期に行われていた平安Sは人気薄の激走が多く波乱傾向が強かった。今年は混戦メンバーで波乱ムードが強い。

ホッコータルマエはレパードS勝ち馬。昨秋はみやこS(5人気)とJCダート(9人気)で先行して3着に粘った。前走フェアウェルSは単勝1、8倍の断然人気に支持され、先行して直線で抜け出したが、グランドシチーに差されて0.4秒差の2着。前に厳しい展開になったことが堪えた。前走は57キロを背負っていたが、今回は2キロ軽い55キロで出走できる。ダ1800mは[2−1−3−2]で先行したときは[2−1−3−0]で複勝率100%。使い込んで厳しいレースが続いているため、調子落ちがないことが条件。

グランドシチーは昨年5月以降[2−3−1−0]。2走前のラジオ日本賞は4番手から最速の36.8秒で差し切って優勝。前走フェアウェルSでは先に抜け出したホッコータルマエを最速の37.7秒で差し切って2馬身半差をつけた。勝ちタイム1分51秒5は優秀。強いメンバーと戦いながら地力が強化されている。休み明けを除きダ1800mで良馬場なら[4−1−0−0]で連対率100%。左回りのダートでは[2−1−1−1]。津村騎手とは[4−3−0−2]で好相性。流れが緩んで前残りの展開にならなければ。

前走日本テレビ盃2着のサイレントメロディ、前走JCダート5着のグレープブランデー、同6着のミラクルレジェンド、前走ベテルギウスSを勝ったハートビートソング、前走シリウスS2着のヤマニンキングリー、前走東京大賞典4着のナムラタイタン、昨年の東海S勝ち馬ソリタリーキングなど伏兵は数多い。サイレントメロディは横山典騎手が遠征するため要注意。グレープブランデーは2戦連続でルメール騎手を確保。ミラクルレジェンドはダ1800m[9−1−0−2]の巧者。牡馬相手では不振だが、岩田騎手が持ってくるか。

★先週の予想結果

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