中山記念
レース展望

過去10年で1番人気は[4−1−1−4]で5連対。1、2枠は[3−1−0−1]に対し、3〜8枠は[1−0−1−3]。外枠に入った馬は不振傾向。2番人気は[1−1−2−6]で2連対、3番人気は[1−2−1−6]で3連対。最近5年の馬連は43倍、16倍、180倍、6倍、61倍。最近は人気薄の連対が多く、別定G2でも堅くない。ローエングリンは1、3、1着、カンパニーは2、1、1着など、過去に中山記念で3着以内に入った馬が再度好走することが多い。トリッキーな中山はコース適性が問われやすい。

ダノンバラードは重賞で勝ち切れないレースが続いていたが、前走AJC杯で中団から早めに動いてメンバー最速の36.0秒で差し切り重賞2勝目を挙げた。直線で内に斜行しトランスワープの進路を塞いだが、新基準で降着はなし。芝1800mは[1−1−0−1]で3走前のカシオペアSでは後方からメンバー最速の34.5秒で伸びて0.1秒差まで追い上げている。芝1800mの経験は少ないが、乗り方次第でこなせるのではないか。右回りでは内にモタれるため、今回は前走以上にベリー騎手の乗り方に注目が集まりそうだ。

タッチミーノットは重賞で善戦止まりが続けていたが、前走中山金杯で重賞初制覇。6番手からメンバー3位の34.4秒で内から捌いてきた。横山典騎手が内枠を生かして上手く乗っている。最近の重賞は三浦騎手、福永騎手で結果が出なかった馬が乗り替わって激走することが多いのは気のせいか。タッチミーノットは横山典騎手が手の内に入れてからレースぶりが安定している。芝1800mは[0−1−2−1]だが、昨年の毎日王冠で0.1秒差の3着がある。G2でメンバーは強くなるが、前走から1キロ減の56キロで出走できる。

ナカヤマナイトは中山芝[3−2−0−1]で有馬記念以外は連対を確保。これまでG1では5、4、8、9、7着に終わっているが、中山のG2では[1−1−0−0]でオールカマー1着、AJC杯2着がある。中山芝1800mは2戦2勝でディセンバーSでは大外一気を決めている。今回は実績のない57キロがカギ。アンコイルドは芝2000mで500万条件から4連勝。前走白富士Sは4番手からメンバー2位の33.5秒で伸びてステラロッサを完封した。初の芝1800mと使い込んでいる点が気になるが、今の勢いは侮れない。

昨年のエプソムC勝ち馬トーセンレーヴ、昨年の福島記念勝ち馬ダイワファルコン、昨年の2着馬シルポート、同3着馬リアルインパクトなどが伏兵か。トーセンレーヴは前走京都金杯は内が有利な馬場で大外枠が堪えている。毎日王冠で底を見せた感はあるが、芝1800m[3−0−1−1]の巧者。ビュイック騎手が上手く立ち回れば。リアルインパクトは一昨年の安田記念勝ち馬だが、それ以降勝ち切れないレースが続いている。前走東京新聞杯は好位につけたが切れ味不足を露呈し11着。それでも陣営は内田博騎手を確保している。

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
洛陽S 馬連2,710円 3連単26,070円[◎注○]、河原町 馬連1,600円[◎○]的中!

◆MR予想(万馬券MR)

WAKUWAKU競馬道場
競馬アナリストGM

[Home]