産経大阪杯
レース展望

過去10年で1番人気は[5−3−1−1]で8連対。前年のジャパンC、有馬記念から直行した馬は[3−1−0−0]。2番人気は[0−1−2−7]で1連対、3番人気は[3−0−1−6]で3連対。最近5年のうち4年で6〜9番人気が連対し、馬連は27倍、5倍、256倍、69倍、9倍。人気馬と人気薄で中穴決着になることが多い。年齢別では4歳[6−3−2−18]、5歳[2−2−5−25]、6歳[1−3−3−22]、7歳以上[1−2−0−25]で4歳馬の活躍が目立つ。穴で人気薄で激走が多い6歳馬に注意。

オルフェーヴルは凱旋門賞でソレミア、ジャパンCでジェンティルドンナに差されて2着に終わった。ジャパンCは直線でジェンティルドンナとぶつかって外に弾き飛ばされたことが影響しているが、勝ったジェンティルドンナもスーパーホースなのだから仕方ない。オルフェーヴル自身、日本にこんなに強い牝馬がいたのかと驚いたのではないか。レースのラスト4Fは11.9−11.7−11.5−11.5秒の尻上がり&持続ラップだった。オルフェーヴルはディープインパクトの域には達していないが、今年も凱旋門賞を狙える位置にいる。

昨春の始動戦となった阪神大賞典は3コーナーで逸走して最後方に下がり、そこから捲って半馬身差の2着。池添騎手の乗り方がかなり不可解に映ったのは気のせいか。JRAは掛かるオルフェーヴルを大外枠に入れ、次走の天皇賞(春)でも大外枠に入れている。現役を続行したのは昨年2着に取りこぼした凱旋門賞を勝つため。産経大阪杯を勝つ必要はないが、今回のメンバーでは能力が抜けている。芝2000mは皐月賞以来2年ぶりになるが、今の馬場なら高速決着にはならないか。宝塚記念での3強対決に向けて順調に進めてもらいたい。

ヴィルシーナは桜花賞、オークス、秋華賞でジェンティルドンナの2着。1番人気に支持されたエリザベス女王杯でも2着に終わったが、小柄な牝馬が重馬場、差し馬向きの展開で前に行ってよく走っている。秋華賞でジェンティルドンナと接戦した馬がオルフェーヴルを相手にどこまでやれるのか興味深い。馬主の佐々木氏は2月22日の午後2時22分生まれ。平成2年2月22日の22歳の誕生日にプロ野球界に入りし、日米とも背番号は22番。オルフェーヴル以外にも強い牡馬はいるが、上手く立ち回ればまた2着があるかもしれない。

エイシンフラッシュは芝2000m[4−0−2−1]で昨年の天皇賞(秋)を勝っている。ジャパンCは切れ負けして9着。前走有馬記念は中団から一気に抜け出したが、最後に一杯になって4着。有馬記念で懲りた陣営はCデムーロ騎手を確保している。ショウナンマイティは一昨年の鳴尾記念から[1−3−2−0]で3着以内を確保。昨年の産経大阪杯では6番人気で豪快な大外一気を決めている。前走京都記念は何ともおかしなレースで3着。梅田厩舎は次週ダイヤモンドSを制している。Bコースに変更されて外差し傾向が薄れなければ。

一昨年の産経大阪杯2着馬ダークシャドウ、前走小倉大賞典を勝ったヒットザターゲット、一昨年の京都大賞典以降大不振が続いているローズキングダム、昨年の七夕賞勝ち馬アスカクリチャンなどが伏兵か。ダークシャドウは芝2000m[3−3−0−1]で一昨年の天皇賞(秋)で2着がある。左回りの東京がベストだが、格上挑戦で臨んだ一昨年の産経大阪杯で2着に入り、3着エイシンフラッシュに先着している。2走前のジャパンC4着、前走の有馬記念6着は距離が長かったのだろう。陣営は戸崎騎手を確保。56キロで出走できる。

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
高松宮記念◎○、毎日杯◎○的中!名古屋城S 3連単15,950円的中!

◆MR予想(万馬券MR)
毎日杯 馬単2,240円 3連単14,510円的中!高松宮記念、マーチS的中!

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