新潟2歳S
レース展望

過去10年で1番人気は[5−1−1−3]で6連対。単勝4倍以下は[5−1−1−1]で連対率75%、4倍以上は[0−0−0−2]で不振。前走ダリア賞は[3−0−1−0]で堅実。2番人気は[1−2−1−6]で3連対、3番人気は[1−1−1−7]で2連対。最近7年のうち6年で10番人気以下の関東馬が2着に入り、馬連は448倍、114倍、75倍、294倍、9倍、123倍でかなり荒れている。

前走新馬戦から連対した9頭は前走新潟で8頭が芝1400〜1600mに出走。新潟以外の新馬戦勝ち馬は[0−0−3−17]だが、今年は東京と中京で新馬戦が行われた点に注意。未勝利戦は3番人気以内[2−2−0−3]、4番人気以下[0−1−1−29]。ダリア賞勝ち馬は[2−0−2−2]、2、3着馬は[1−1−0−8]、4着以下は[0−1−0−12]。今年のダリア賞は5着までほとんど差がなかった。

ハープスターは中京芝1400mの新馬戦をメンバー最速の34.5秒で差し切り勝ち。直線で抜け出してからは流す余裕があった。キャロットクラブで4000万円で募集された父ディープンパクト、祖母ベガという良血馬。過去10年の新潟2歳Sで関西牝馬は[1−1−1−19]で2連対のみ。過去10年の2歳重賞で松田博厩舎の管理馬が1番人気なら[4−2−0−1]、牝馬なら[3−0−0−0]。あっさりか。

マキャヴィティは前走ダリア賞で2番手から36.0秒でまとめて後続を振り切り優勝。前に行ってしぶとい脚を使うタイプ。直線の長い新潟外回りで高速上がりに対応できるかがカギ。マイネグラティアは前走ダリア賞でメンバー最速タイの35.2秒で追い込んでクビ差の2着。東京芝1600mの新馬戦ではメンバー最速の33.9秒で大外一気を決めている。いい脚を長く使えるが、小柄な牝馬のためパワー負けしなければ。

新馬戦を楽勝したイスラボニータ、未勝利戦を圧勝したモズハツコイ、ダウトレス、前走ダリア賞3着のデスティニーラブ、同4着のアポロスターズなどが人気を集めそう。イスラボニータは新馬戦で出遅れたが、抜け出してからは遊びながら走って楽勝した。馬はまだ子供だが、能力はありそう。鞍上は蛯名騎手。アポロスターズのダリア賞4着は蛯名スペシャルが敗因。今回は大野騎手に乗り替わる。堀井厩舎はマイネルレコルトで新潟2歳Sを制している。

WAKUWAKU競馬道場
競馬アナリストGM

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