ファンタジーS
レース展望
過去10年で1番人気は[1−1−2−6]で2連対。前走芝1200mは[0−0−1−0]、芝1400mは[1−1−1−2]、芝1600mは[0−0−0−4]。前走芝1400m勝ち馬は単勝2.5倍以下なら[1−1−0−1]。2番人気は[3−1−2−4]で4連対、3番人気は[1−1−2−6]で2連対。最近5年のうち4年で7番人気以下が連対し、208倍、127倍、79倍、110倍、19倍で荒れている。
連対馬19頭が前走5番人気以内に支持されていた。前走6番人気以下は[1−0−0−33]で唯一連対したのはデイリー杯2歳Sで9番人気で6着のタガノエリザベート。前走5番人気以内に支持されていた馬を重視したい。419キロ以下は[0−0−0−11]で連対なし。420〜439キロは[1−1−0−24]で2連対のみ。小柄な馬は不振傾向。440〜459キロと480〜499キロの5番人気以内が活躍している。
エイシンオルドスは単勝1.6倍に支持された新馬戦を逃げ切って2馬身半差で圧勝。川田騎手は追わず、馬なりのまま楽勝した。前走りんどう賞は2番手から抜け出して1分22秒2で優勝。レースのラスト3Fは12.2−11.4−11.3秒で尻上がり。牝馬でも馬格があり、全体的にしっかりしている。エイシンキンチェムの全妹。現時点では切れより地力タイプに映るため、直線の長い京都外回りで切れ負けしなければ。
ベルカントは単勝1.5倍に支持された新馬戦を逃げて5馬身差で圧勝。最後は武豊騎手が流していた。前走小倉2歳S(重)は前半3F33.1秒で逃げて直線でホウライアキコに差され0.2秒差の2着。内枠が有利な馬場で外枠からハイペースで飛ばしてよく粘っている。今回は距離が1F伸びるため、スピードをコントロールできるかがカギ。先週の長岡京S(京都芝外1400m)はティアップゴールドが逃げ切っている。
中京2歳S勝ち馬グランシェリー、京都の新馬戦を勝ったノボリレジェンド、りんどう賞3着のリアルヴィーナス、同4着エルノルテ、エーデルワイス賞勝ち馬フクノドリームなどが伏兵は数多い。グランシェリーは新馬、中京2歳Sを連勝。中京2歳Sは5番手からメンバー最速の最速の35.1秒で差し切り勝ち。2着ウインスプラッシュは2走後にききょうSを勝っている。牝馬でも馬格があり、追って味がありそうなタイプ。
ノボリレジェンドは新馬戦を5番手から2位の34.9秒で差し切って優勝。レースのラスト3Fは12.5−11.5−11.4秒で尻上がり。ファイングレインの半妹で河内厩舎のディープインパクト産駒。京都芝外1400mは合いそう。エルノルテは前走りんどう賞で最速タイの34.4秒で追い込んで0.2秒差の4着。スタートで内に寄れて位置取りが悪くなったことが堪えた。音無厩舎のディープインパクト産駒。このメンバーならあっさり風味か。
WAKUWAKU競馬道場
競馬アナリストGM
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