福島記念
レース展望
過去１０年で１番人気は［３−１−２−４］で４連対。以前はかなり不振だったが、最近３年は２、１、１着で連対を確保。単勝５倍以上は［０−０−０−３］で不振。２番人気は［０−０−１−９］で連対なし、３番人気は［１−２−１−６］で３連対。６〜９番人気が７連対、１０番人気以下が２連対。最近６年は全て７番人気以下が連対し、馬連は３７２倍、６２倍、８５倍、１３１倍、１５倍、３９倍でかなり荒れている。
トップハンデは［２−１−１−１２］、４番人気以内は［２−１−１−６］、５番人気以下は［０−０−０−６］。人気にならない馬は不振。トップハンデに関係なく５７．５キロ以上は［０−１−０−９］で１連対のみ。今年はマイネルラクリマが５８キロ、ダイワファルコンが５７．５キロを背負う。６〜９番人気で連対した７頭のうち６頭が関西馬で単勝１０倍台だった。穴で単勝１０倍台、６〜９番人気の関西馬に注意。
マイネルラクリマは２走前の七夕賞を先行して抜け出し、１分５８秒９で２馬身半差の圧勝。緩い馬場で上がりが掛かったことがプラスに働いたが、正攻法のレースで強い内容だった。前走小倉記念は離れた４番手からメイショウナルトに競り負けて０．２秒差の３着。１、２着馬は５３キロで斤量５キロ差があった。福島芝２０００ｍは［１−０−１−０］の得意コース。休み明け、トップハンデ５８キロを克服できるかがカギ。
ダイワファルコンは昨年の福島記念（稍重）を早め先頭から押し切って２馬身差で圧勝。勝負どころで１頭だけ手応えが違っていた。今秋はオールカマー８着、天皇賞(秋)１５着に終わったが、昨年と同じレースを使い、叩き３戦目というのも同じ。昨年より０．５キロ重い５７．５キロを背負うが斤量はこなせるタイプ。Ｇ３以下、右回りの芝１８００〜２０００ｍ、小回りコースなら［４−２−０−２］。今年も一変するか。
前５戦で４勝の上がり馬ディサイファ、昨年の函館記念＆新潟記念勝ち馬トランスワープ、相手なりに走るシゲルササグリ、前走カシオペアＳ３着のカシオペアＳ、良馬場の芝２０００ｍ［４−３−１−１］のラブイズブーシェなどが伏兵か。ディサイファは一戦ごとにパフォーマンスを引き上げており、以前より前につけられるようになっている。芝２０００ｍは［２−４−２−２］の巧者。ハンデ５５キロなら大物食いもあるか。
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