阪神JF
レース展望

2歳女王決定戦。過去10年で1番人気は[2−1−2−5]で3連対。単勝1倍台は[1−1−1−0]、2倍台は[1−0−0−3]、3倍以上は[0−0−1−2]。単勝2倍以上は不振傾向。2番人気は[1−0−3−6]で1連対、3番人気は[1−2−0−7]で3連対。、外回り変更後は9倍、54倍、10倍、20倍、12倍、48倍、359倍。一昨年は8番人気、昨年は15番人気が2着に入り波乱になった。

外回り変更後の連対馬14頭のうち13頭が前走上がり3Fメンバー1、2位で3着以内を確保。直線の長い外回りで上がりの速さが問われる。前走切れる脚を使って好走した馬を重視したい。今年はハープスター、フォーエバーモア、ホウライアキコ、マーブルカテドラル、マジックタイム、レーヴデトワール、レッドリヴェールの7頭が該当する。外回り変更後、松田博厩舎の管理馬は[3−1−1−3]で活躍が目立つ。

ハープスターは新潟2歳Sを最後方からメンバー最速の32.5秒で大外一気を決め3馬身差で圧勝。過去10年の新潟2歳Sで最後方からシャランジュ(33.0秒)、シンメイフジ(32.9秒)が連対したが、ハープスターの末脚が最もインパクトがあった。休み明け、初の右回りが課題だが、前走の末脚を繰り出せばあっさりもある。過去10年で中9週以上の間隔が空いた馬は[0−1−1−14]。データを覆せるか。

ホウライアキコは小倉2歳S、デイリー杯2歳Sを2番手から抜け出して連勝。前走デイリー杯2歳Sは2番手からメンバー2位タイの35.1秒でまとめて1分33秒2のレコードで優勝。現時点の完成度が高く、速い流れでもしぶとい脚を使えるタイプ。新馬戦で逃げてメンバー最速の33.8秒で圧勝したように高速ラップの持続力も備えている。今年の2歳戦で活躍が目立つヨハネスブルグ産駒。また和田アキコ馬券か。

レッドリヴェールは札幌2歳Sをメンバー最速の41.3秒で差し切って優勝。小柄な牝馬が極悪馬場をこなして底力を示した。新馬戦をメンバー最速の33.3秒で勝ったように切れ味も備えている。上位2頭は強いが、一発の可能性を秘めている。マーブルカテドラルは新潟2歳Sでは掛かって5着に終わったが、一戦ごとにレースぶりが良化し、芙蓉S、アルテミスSを連勝した。キャリアと立ち回りの上手さを生かせれば。

白菊賞勝ち馬レーヴデトワール、サフラン賞勝ち馬フォーエバーモア、きんもくせい特別勝ち馬マジックタイム、函館2歳S勝ち馬クリスマス、ファンタジーS2着馬モズハツコイなど伏兵は多士済々。レーヴデトワールは稍重の萩Sで惨敗したが、良馬場の白菊賞で最後方からメンバー最速の34.3秒で大外一気を決めて巻き返した。レーヴディソールの半妹。川田騎手がハープスターに騎乗するため、福永騎手に乗り替わる。

フォーエバーモアは新馬、サフラン賞を連勝。競馬センスのいい馬で一戦ごとにレースぶりが良くなっている。蛯名騎手&鹿戸厩舎はエフティマイア(桜花賞&オークス2着)のコンビ。マジックタイムは未勝利、きんもくせい特別を大外一気で連勝。デビューから3戦とも上がり3Fはメンバー最速。坂のある阪神でどこまで弾けるか。この2頭の馬主は今年の3歳G1で[0−0−1−3]に終わったサンデーレーシング。

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
金鯱賞 馬連2,780円[○◎]、アクアラインS 3連単14,390円的中!

◆MR予想(万馬券MR)
JCダート 馬連4,850円 3連単24,400円的中!穴馬ベルシャザール優勝!

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