カペラS
レース展望

ガーネットSを含む過去10年で1番人気は[1−2−1−6]で3連対。重賞初挑戦[0−1−1−2]、59キロ[0−0−0−2]、単勝4倍以上[0−0−0−2]、4歳馬[0−0−0−2]で不振。2番人気は[1−1−2−6]で2連対、3番人気は[4−2−0−4]で6連対。最近5年の馬連は77倍、9倍、186倍、15倍、22倍で中穴以上の決着が多い。時々極端な人気薄が激走して大波乱が起きる。

過去5年の勝ちタイムは1分8秒7(重)、1分9秒6(重)、1分9秒7、1分9秒1(稍重)、1分10秒8。ハイペースで高速決着になりやすい。スピードのある馬、ダ1200mで速い持ちタイムのある馬を重視したい。459キロ以下は[0−0−1−15]で3着が1回あるのみ。小柄な馬は不振。500〜539キロは[6−8−4−45]で大型馬が活躍。ただし540キロ以上は[0−0−1−7]で不振。

シルクフォーチュンはダート重賞3勝、フェブラリーS2着がある実力馬。昨年のカペラSではメンバー最速の35.3秒で直線一気を決めた。良&稍重のダ1200mは[5−0−1−2]で上がり3Fは8戦のうち7戦がメンバー最速。ダ1200mでは必ず切れる脚を使っている。昨年のカペラSから馬券圏内がないが、ダ1200mは使っていない。今年も横山典騎手が直線一気で持ってくるか。時計勝負にならなければ。

スイートジュエリーは条件戦を3連勝してオープン入り。ダ1200mは[3−2−0−1]で4着以内を確保。2走前の夙川特別は好位からメンバー2位の34.6秒で抜け出して1分8秒8(重)のレコードで5馬身差で圧勝した。前走藤森Sは中団からメンバー3位タイの35.7秒で差し切る味のあるレースで勝っている。地方ダートで活躍したナイキマドリードの半妹。安田隆厩舎から新たなスターが誕生する可能性がある。

前走京都オータムリーフPを勝ったノーザンリバー、10年のカペラS勝ち馬セイクリムズン、ダートのOP特別3勝のスリーボストン、前走北海道スプリント2着のマルカバッケン、同3着のティアップワイルド、中山ダ1200m巧者のスノードラゴンなど伏兵は数多い。ノーザンリバーはダ1200m[1−1−1−1]でクラスターC3着がある。前走オープン以上を勝った唯一の馬。テン乗りの柴田善騎手に乗り替わる。

セイクリムズンは前4走さきたま杯2着、プロキオンS2着、南部杯3着、JBCスプリント3着。7歳馬でも堅実に走っている。カペラSでは56キロで1着、57キロで5着、58キロで9着。今年は57キロで出走する。ティアップワイルドは中山ダ1200m[3−2−0−1]でカペラSは56キロで2、2、5着。昨年は時計の掛かる馬場で5着。1分9秒台の高速馬場なら要注意。ホッコータルマエと同じ西浦厩舎の管理馬。

WAKUWAKU競馬道場
競馬アナリストGM

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