シルクロードS
レース展望

過去10年で1番人気は[4−0−1−5]で4連対。単勝1倍台は[2−0−0−0]、2倍台は[1−0−0−1]、3倍台は[1−0−1−1]、4倍以上は[0−0−0−2]。信頼度は単勝オッズに比例する。単勝2倍以上の4歳馬は[0−0−1−5]で不振。2番人気は[1−1−0−8]で2連対、3番人気は[2−1−0−7]で3連対。7年で6番人気以下が連対しているが、最近4年の連対馬8頭のうち7頭が4番人気以内で馬連は19倍、78倍、6倍、23倍。最近は波乱傾向和らぎ、以前ほど荒れなくなった。

53キロ以下は[0−0−3−36]で不振。最近3年の連対馬は58、57、57、57、58、59キロで全馬57キロ以上。最近はスプリント重賞実績のある重ハンデ馬が活躍。今年57キロ以上を背負う馬はマジンプロスパー(58.5キロ)、スギノエンデバー(57キロ)。牡馬は[9−9−8−99]で18連対、牝馬は[1−1−2−31]で2連対。牝馬は10年に3番人気のアルティマトゥーレが勝ったが、5番人気以内では[1−0−1−9]で1連対のみ。今年は過去10年で最多となる6頭の牝馬が出走する。

レディオブオペラは芝1200m[5−0−1−0]で京都芝1200mを4連勝中。前走淀短距離Sは前半3F33.8秒で逃げて、メンバー3位タイの33.6秒でまとめて0.3秒差で快勝。エピセアロームを相手にしなかった。勝ちタイム1分7秒4は優秀。重賞レベルの走りだった。今回は初の重賞でメンバーが強化され、前走より2キロ重い55キロを背負うが、今年のメンバーならあっさりもある。4連勝は12、7、8、3番枠。JRAは外枠に入れてくるか。単勝1.7倍の1番人気で制したロードカナロアに続けるか。

ストレイトガールは昨年6月に復帰してから全て芝1200mを使われ[5−3−0−0]で連対率100%。。キーンランドCはフォーエバーマークに逃げ切られたが、中団の外から2位の36.0秒で伸びてクビ差まで追い上げた。前走尾張Sは好位の外から33.5秒で差し切って快勝。初めて札幌&函館以外で勝利を挙げた。芝1200mの持ちタイムは1分8秒1(函館)。1分7秒台の決着に対応できるかがカギになるが、今の馬場ならBコース変更でも超高速決着にはならないか。岩田騎手とは[3−2−0−0]で好相性。

プレイズエターナルは芝1200m[4−2−3−1]で4着以内を確保。2連勝でオープン入りした後は、京洛S2着、京阪杯4着、ラピスラズリS3着で勝ち切れないレースが続いている。京洛Sは直線で捌くのに苦労して追い出しが遅れたこと、京阪杯は完全前残りの展開、ラピスラズリSは直線でごちゃついたことが堪えている。1分7秒台の決着に対応できるが、中団から差すレースでごちゃつくことが多いため、浜中騎手の腕が問われる。短距離王国だった安田隆厩舎の管理馬。モハメド殿下はレディオブオペラと2頭出し。

CBC賞を連覇したマジンプロスパー、前走ラピスラズリSを勝ったアフォード、同4着のサイレントソニック、京阪杯3着馬スギノエンデバー、2走前にオーロCを勝ったプリンセスメモリー、2連勝で再オープン入りしたレオンビスティー、ワキノブレイブなど伏兵は数多い。マジンプロスパーは芝1200m[3−0−0−7]でシルクロードSは8着(55キロ)、4着(58キロ)。前走阪神カップは12着に終わったが、重賞3勝の実績からトップハンデ58.5キロを課せられた。叩き4戦目、Cデムーロ騎手でどこまで変わるか。

アフォードは前走ラピスラズリSを13番人気で快勝。京都芝1200mは[0−0−0−3]。中舘騎手とは[3−1−1−1]で好相性。サイレントソニックはオパールS2着、ラピスラズリS4着でオープンで通用するところまできた。今年の京都芝重賞を全て勝っているディープインパクト産駒。武豊騎手が持ってくるか。スギノエンデバーは京都芝1200mで前半5F56.1秒以下なら[0−2−2−0]。レディオブオペラの4連勝は前半5F55.5〜56.3秒。川須騎手がテン乗りなのは気になるが、流れが向けば。

WAKUWAKU競馬道場
競馬アナリストGM

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