フェブラリーS
レース展望
過去10年で1番人気は[6−0−1−3]で6連対。4、5歳馬が初ダートでなければ[5−0−0−0]。6歳以上は[1−0−1−2]。高齢馬は危険。2番人気は[0−2−2−6]で未勝利。今年の1番人気はペルシャザールか、ホッコータルマエか。3番人気は[2−3−1−4]で5連対。連対馬20頭のうち16頭が5番人気以内、残る4頭は6、7、7、9番人気。最近6年のうち4年で人気薄が連対し、馬連は28倍、47倍、8倍、11倍、105倍、103倍。最近2年は7−4番人気、3−9番人気で万馬券が飛び出した。
連対馬20のうち16頭が前走3着以内、18頭が前走5着以内。前走G1でなければ5着以内が条件になるが、前走明らかな不利があった馬に注意。最近5年の1〜3着馬15頭のうち14頭が前走3着以内。最近は前走ダート重賞、特に前走ダートG1で好走した馬が活躍している。最近8年の連対馬16頭のうち12頭がダートG1馬、残る4頭のうち2頭がダートG1−2着馬。一線級が揃うため、ダートG1実績馬が強い。前走ジャパンCダート、東京大賞典、川崎記念で好走したG1馬を重視したい。穴で前走4着前後に負けた馬に注意。
ベルシャザールはダート[4−1−1−0]で武蔵野SとJCダートを連勝。前走JCダートは先に抜け出したホッコータルマエを後方からメンバー2位の36.1秒で差し切った。ルメール騎手が差し馬向きの展開を味方に上手く乗っている。クロフネを管理した松田国厩舎から久々にダートG1馬が誕生した。左回りのダートは3戦3勝で東京ダ1600mでは武蔵野Sを勝っている。Cデムーロ騎手は東京ダートで[3−0−6−21]で勝率10%。1番人気では[2−0−1−2]。ドバイ遠征前のレース、テン乗りという点がリスクか。
ホッコータルマエは昨年以降[8−1−2−0]、G1は[5−1−1−0]でかしわ記念、帝王賞、JBCクラシック、東京大賞典、川崎記念を制した。昨年のJCダートは2番手から抜け出したが、最後に2頭に交わされて0.1秒差の3着。大人の事情を感じさせるような負け方だった。その後東京大賞典と川崎記念を連勝し、ドバイワールドCの招待を受諾。ダ1600mは[2−1−0−0]でかしわ記念1着、南部杯2着がある。過去10年のフェブラリーSで幸騎手は[0−2−0−3]。ブルーコンコルドの2着を超えられるか。
ニホンピロアワーズはJCダート5着、東京大賞典3着に終わったが、前走東海Sを好位から抜け出して2馬身差で圧勝し復活した。57キロは有利だったが、左回りをこなした。ダ1600mは今回が初めて。こなせないとは思わないが、こなすだけではG1は勝てない。良馬場で時計が掛かった方が良さそうだ。ワンダーアキュートは11年のJCダート以降、G1では[1−7−4−0]で複勝率100%。どんなレースになっても3着以内を確保している。フェブラリーSは2年連続3着。今年8歳になったが、武豊騎手が持ってくるか。
根岸Sを勝ったゴールスキー、同3着のシルクフォーチュン、同4着のブライトライン、同5着のアドマイヤロイヤル、同8着のドリームバレンチノ、前走すばるSをレコード勝ちしたベストウォーリア、前走東海S2着のグランドシチーなど伏兵は多士済々。ゴールスキーは根岸Sで重賞初制覇。池江厩舎で早い時期から仕上げられた馬は復活できない馬が多いが、ゴールドアリュールの半弟がダートで復活した。ダートでは[3−1−0−2]で負けた2戦が東京ダ1600m。最初の芝でスピードに乗れるかがカギ。鞍上はベリー騎手。
シルクフォーチュンは根岸Sでメンバー最速の34.9秒で0.1秒差の3着まで追い上げた。8歳馬でも末脚の威力は衰えていない。横山典騎手が最後方から展開が嵌るのを待つ形か。ブライトラインは前走根岸Sで1番人気に支持されたが、出遅れて前半に脚を使ったことが堪えて0.2秒差の4着に終わった。切れる脚はないが、短い距離は合っている。G1馬を相手にスピードと底力で押し切れるかどうか。外枠を引いて馬を前に置けずに掛かり気味に進むと先週のジェンティルドンナのように福永スペシャルがまた炸裂する可能性がある。
アドマイヤロイヤルは東京ダ1600mは[3−3−3−1]で武蔵野S3、4、2着がある。前走根岸Sは直線で前が壁になって追い出しを待たされ、脚を余して5着。1枠がアダになった。11年以降、四位騎手はG1で[0−0−2−20]で3着止まり。ダービー連覇後は安全騎乗。ドリームバレンチノは前走根岸Sで2番人気に支持されたが、内田騎手がスタートからガツンと仕掛けて2番手につけ、直線で最も伸びない最内を通って8着に終わった。昨年11月以降の重賞で内田博騎手は[0−0−0−16]で大不振が続いている。
内田騎手から乗り替わった馬は、デニムアンドルビー(JC2着)、ゴールドシップ(有馬3着)、サクラアルディー(中山金杯2着)、マルカプレジオ(アルデバランS2着)と激走する馬が多い。ドリームバレンチノ陣営は兵庫ゴールドTを勝った岩田騎手を乗せてきた。距離1600mの克服がカギ。ベストウォーリアは武蔵野Sを賞金除外されて出走したすばるSを1分21秒7(重)のレコードで制した。東京ダ1600mは[2−0−1−0]で昨年の武蔵野Sでは0.1秒差の3着に入った。馬主の馬場氏は重賞で確変モード中。
★先週の予想結果
◆競馬道場(競馬アナリストGM)
つばき賞 3連単12,480円、飛鳥S 3連単12,160円的中!★3週連続万馬券的中!
◆MR予想(万馬券MR)
京都記念 馬連4,270円的中!フェブラリーSは自信の狙い馬と穴馬で高配当を狙います。
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