中山記念
レース展望

過去10年で1番人気は[3−1−1−5]で4連対。56キロは[0−0−0−3]、57キロは[1−0−0−2]、58キロは[2−1−1−0]で56キロは連対なく不振が続いている。外枠に入った1番人気は不振に終わる傾向がある。2番人気は[2−1−2−5]で3連対、3番人気は[1−3−1−5]で4連対。6番人気以下が6連対と多く、最近5年の馬連は16倍、180倍、6倍、61倍、13倍で隔年で荒れている。今年は荒れる番か。重、不良馬場では必ず人気薄が連対して荒れている。馬場が渋ったら大波乱に注意。

年齢別では4歳[2−1−2−19]、5歳[2−2−4−23]、6歳[2−6−1−26]、7歳以上[4−1−3−38]で高齢馬の活躍が目立つ。。過去10年は必ず6歳以上の高齢馬が連対している。芝1800mで勝ち星のある6歳以上の高齢馬を重視したい。バランスオブゲームとカンパニーが連覇したように中山記念で好走した馬が再度好走することが非常に多い。トリッキーな中山芝1800mはコース適性が問われる。今年は昨年連対したナカヤマナイトとダイワファルコンに注意。ただし今年の方がメンバーレベルは高い。

ジャスタウェイは昨年エプソムC、関屋記念、毎日王冠で2着が続いたが、前走天皇賞(秋)を中団からメンバー最速の34.6秒で抜け出して4馬身差で圧勝した。直線では一頭だけ次元の違う伸び脚で上がり2位を0.9秒上回った。緩い馬場で勝ちタイム1分57秒5はかなり優秀。スタートを決められたのは、毎日王冠で柴田善騎手が騎乗した効果か。今回は休み明けで58キロを背負う。今年はドバイに遠征する馬が負けるケースが目立つ。制裁王・福永騎手が騎乗停止のため、横山典騎手に乗り替わる。トリッキーな中山コースがカギ。

トウケイヘイローはマイル以下を使われていたが、芝2000mの鳴尾記念、函館記念、札幌記念を3連勝。2番人気に支持された天皇賞(秋)は10着に終わったが、敗因は何だったのか。前走香港カップは逃げて0.2秒差の2着に粘り、能力がG1級であることを証明した。昨年の3月以降、右回りの芝1600〜2000mでは[5−1−0−0]で香港カップ以外全て勝っている。芝1800mは初めてだが、昨年はダービー卿CTをハイペースで逃げ切っており、中山をこなす下地はある。開幕週の馬場が味方なのか、敵なのかがポイント。

ロゴタイプは朝日杯FS、スプリングS、皐月賞を3連勝。前走札幌記念は4番手から早めに動いて勝ちに行ったが、直線で一杯になって2.1秒差の5着。極悪馬場が堪えたのは確かだが、斤量54キロは恵まれていただけに物足りない内容だった。その後は疲れが出て休養し、今回が復帰戦になる。中山芝は3戦3勝で芝1800mはスプリングSで勝っている。長期休み明け、58キロは課題だが、それをクリアしないとドバイ遠征は見えてこない。テン乗りのCデムーロ騎手に乗り替わる。父ローエングリンは中山記念で1、3、1着。

AJC杯勝ち馬ヴェルデグリーン、朝日CC勝ち馬アルキメデス、マイルCS2着馬ダイワマッジョーレ、金鯱賞勝ち馬カレンミロティック、中山記念勝ち馬ナカヤマナイト、同2着馬ダイワファルコン、OP特別2連勝中のエアソミュール、桜花賞馬アユサン、G1、G2で善戦止まりが続いているダークシャドウ、七夕賞勝ち馬マイネルラクリマ、一昨年のマイルCS勝ち馬サダムパテック、セントライト記念勝ち馬ユールシンギングなど伏兵は数多い。出走全馬の名前を挙げたようにチャンスのない馬はほとんどいない好メンバーが揃った。

中山芝1800mの実績ではナカヤマナイトが[3−0−0−0]、ダイワファルコンが[3−2−0−2]、ロゴタイプとエアソミュールが[1−0−0−0]、マイネルラクリマが[0−1−0−0]。昨年の中山記念でワンツーを決めたナカヤマナイトとダイワファルコンに先着できるかがひとつの目安になる。これだけメンバーが揃うとG2で勝ち負けする以上の能力が問われる。さらに中山は開幕週で中山記念は前残りが多い。休み明けが多い実績馬の仕上げ、能力、コース適性、脚質など総合的に判断する必要がある。穴馬はいる。

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
洛陽S 3連単28,310円、橿原S 3連単12,690円的中!
☆4週連続万馬券的中!

◆MR予想(万馬券MR)
金蹄S 3連単19,550円、橿原S 3連単12,690円的中!
☆万馬券連発モード入り!

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