大阪杯
レース展望

過去10年で1番人気は[6−2−1−1]で8連対。良馬場なら[5−1−1−0]。前年のジャパンC、有馬記念から直行した馬は[4−1−0−0]だが、今年は該当馬がいない。2番人気は[0−2−1−7]、3番人気は[2−0−1−7]で各2連対。最近4年のうち3年で6〜9番人気が連対し、馬連は256倍、69倍、9倍、3倍。昨年は1番人気のオルフェーヴルと2番人気のショウナンマイティで堅い決着になった。

4歳[5−3−2−17]、5歳[3−3−4−22]、6歳[1−3−4−22]、7歳以上[1−1−0−28]で4、5歳馬が活躍。4歳馬は1番人気なら[4−1−0−1]で堅実。6歳馬は6、6、7、9番人気が連対。7歳以上は06年以降連対がなく不振。前走4着以下から8頭が連対している。前走G1は一桁着順、G2は5着以内、G3は連対が目安。最近5年の連対馬は全て前走5着以内。最近は前走好走馬が活躍。

キズナは毎日杯、京都新聞杯、ダービーを最速上がりで大外一気を決めて3連勝。ダービーでは2着エピファネイアに半馬身差をつけた。その後フランスに遠征してニエル賞を勝ち、凱旋門賞は後方から早めに動いてトレヴに7馬身差の4着。3歳馬が厳しいレースを経験したことは今後の大きな糧になる。休み明けで58キロを背負うが、目標は先だけにどこまで仕上げてくるか。58キロはニエル賞で克服している。エンジンの掛かりが遅いため、直線の長いコースが合うタイプ。4歳春を迎えてどこまでスケールアップしてくるか注目したい。過去10年の大阪杯で武豊騎手は[0−0−0−6](5頭が3番人気以内)。

エピファネイアは[5−2−0−1]でビュイック騎手が騎乗した弥生賞4着を除き連対を確保。3冠は皐月賞2着、ダービー2着、菊花賞1着で全て連対を果たした。菊花賞では3番手から押し切って脚質の幅を広げている。芝2000mは[2−1−0−0]でラジオNIKKEI杯2歳Sでキズナに勝っている。キズナと同様に休み明けで58キロが課題になるが、阪神芝は2戦2勝で得意にしている。福永騎手は母シーザリオで[5−0−0−0]、エピファネイアで[5−2−0−0]でまだ連対を外していない。過去10年の大阪杯で福永騎手は[1−1−0−3]でカンパニーで1着、ダークシャドウで2着がある。

メイショウマンボは昨年オークス、秋華賞、エリザベス女王杯を制した。京都は[4−1−0−0]に対し、阪神は[1−0−0−3]。3、4コーナーの下りで勢いをつけられる京都の方が合うのは確かだが、フィリーズレビューの走りを見る限り、阪神が苦手な訳ではない。芝2000mでは秋華賞をラスト4Fを11秒台でまとめて1分58秒6で勝っている。エリザベス女王杯はラスト3Fは11.7−11.6−11.2秒で尻上がりラップで勝ったが、2着ラキシスはその後京都記念4着、中日新聞杯2着で牡馬相手に通用している。過去10年の大阪杯で秋華賞馬は[1−0−1−0]でダイワスカーレットが制している。

大阪杯で一昨年1着、昨年2着のショウナンマイティ、昨年の金鯱賞勝ち馬カレンミロティック、近走不振もG2以上の芝2000mので[0−3−0−2]のダークシャドウ、金鯱賞とAJC杯で最速上がりで追い込んで5着に入ったフラガラッハなどが伏兵か。キズナとエピファネイアがまともに走ると伏兵が割って入るのは難しそうだが、2頭とも休み明けで58キロを背負う。展開や馬場などで紛れがあってもおかしくない。ショウナンマイティは昨年の大阪杯でメンバー最速の32.9秒で追い込んで半馬身差の2着。勝ったオルフェーヴルの上がりを0.1秒上回った。今年は昨年より1キロ軽い56キロで出走できる。

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
マーチS 馬連2,060円 3連複6,040円的中!

◆MR予想(万馬券MR)
マーチS 3連複6,040円、六甲S 3連単14,610円的中!
2週連続万馬券的中!

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