エプソムC
レース展望
過去10年で1番人気は[3−2−3−2]で5連対。単勝4倍以下は[3−2−2−1]、4倍以上は[0−0−1−1]。関東馬は[1−0−3−1]、関西馬は[2−2−0−1]で関西馬は堅実。2番人気は[1−3−1−5]で4連対、3番人気は[1−4−1−4]で5連対。連対馬20頭のうち18頭が5番人気以内、残る2頭は6、7番人気。8番人気以下は[0−0−3−102]で3着止まり。馬連は10〜20倍台の決着が多い。12年に15番人気のマイネルスターリーが3着に粘ったように3着に人気薄が来ることが多い。
年齢別では4歳[6−4−4−23]、5歳[3−5−1−44]、6歳[1−1−2−42]、7歳以上[0−0−3−35]で4、5歳馬の活躍が目立つ。勝ち馬10頭のうち9頭が4、5歳馬。7歳以上の高齢馬は3着止まり。連対馬20頭のうち17頭が前走5番人気以内。前走2番人気だった馬は[6−2−2−8]で勝率33.3%。前走10番人気以下は[0−1−2−42]1連対のみ。東京は今週もCコースで行われる。先週は土日とも不良馬場で行われた影響が残りそう。当日のレース傾向、馬場適性、枠順に注意したい。
マジェスティハーツは昨年の神戸新聞杯2着馬。菊花賞は13着、リゲルSは14着に終わったが、立て直して臨んだ大阪−ハンブルクCでバンデとの競り合いに勝って2着に入った。同タイムの4着マイネルメダリストは次走目黒記念を制した。前走新潟大賞典は2番人気に支持され、中団からメンバー3位タイの33.5秒で伸びたが、最後にユールシンギングに差されてクビ差の2着。武豊騎手では[1−0−0−4]だが、森騎手では[2−3−0−1]。今回は森騎手が海外遠征のため、横山典騎手に乗り替わる。ハーツクライ産駒。
ディサイファは昨年の5月以降[4−4−1−1]、芝1800mでは[3−2−0−0]で連対率100%。2走前の大阪城Sはスマートレイアーに0.2秒差の2着、前走都大路Sはグランデッツァに5馬身差の2着。2着に負けたが、相手が強過ぎたこともある。東京芝1800mは[2−0−0−1]の得意コース。四位騎手では[3−2−1−1]で複勝率85.7%。先週の鳴尾記念で2着に激走したアドマイヤタイシの半妹でディープインパクト産駒。12年以降の重賞で小島太厩舎は[1−1−2−36]で連対率5%。
マイネルラクリマは前走香港のチャンピオンズマイルで1.7秒差の10着。人馬ともいい経験になったはず。G3は[2−3−2−4]で芝1800〜2000mは[1−2−1−2]で4着以内を確保。G3では4戦連続でハンデ58キロを背負わされたが、今回は別定戦のため57キロで出走できる。芝1800mは[1−2−0−3]で4着以内を確保。朝日CCと中山記念は4着に終わったが、58キロを背負っていた。相手なりに堅実に走るタイプ。柴田大騎手は12年に15番人気のマイネルスターリーを3着に粘らせた。
昨年の共同通信杯勝ち馬メイケイペガスター、天皇賞(秋)で2着があるダークシャドウ、天皇賞(秋)で2、3着があるペルーサ、7戦連続最速上がりのゴールデンナンバー、前走新潟大賞典4着のカルドブレッサ、同5着のダノンヨーヨー、前走谷川岳S3着のシルクアーネストなど伏兵は数多い。今年は出走予定馬18頭のうち8頭が7歳以上の高齢馬。例年は3〜5頭で過去10年で7頭は最多。高齢馬が多く出走してきた背景は何か。馬場適性はもちろん、世代レベルに注意したい。先週のグランプリボスに続き、今週も穴の匂いがする。
★先週の予想結果
◆競馬道場(競馬アナリストGM)
安田記念 馬連18,730円[高確信度]、鳴尾記念 馬連3,520円的中!
穴馬は安田記念・グランプリボス、鳴尾記念・アドマイヤタイシ激走!
◆MR予想(万馬券MR)
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