七夕賞
レース展望

サマー2000シリーズの第1戦。過去10年で1番人気は[3−2−1−4]で5連対。前走重賞3着以内は[2−2−0−1]、57.5キロ以下なら[2−2−0−0]。前走重賞で4着以下は[0−0−1−1]、7歳以上は[0−0−0−2]で不振。2番人気は[0−2−3−5]で2連対、3番人気は[1−0−3−6]で1連対。8年で6番人気以下が連対し、そのうち7頭が勝っている。最近6年の馬連は215倍、20倍、114倍、39倍、164倍、49倍。隔年で10番人気以下が連対して万馬券が出ている。

トップハンデは[3−1−1−10]で4連対。1、2番人気は[0−0−1−4]、3番人気以下は[3−0−0−5]。トップハンデは1、2番人気に支持されても過信禁物。08年以降は人気に関係なく[0−1−1−8]で不振。今年のトップハンデは58キロのマイネルラクリマとダイワファルコン。51キロ以下は[0−0−0−12]で不振。以前は56キロ以上の重ハンデ馬が活躍したが、最近6年の連対馬12頭のうち8頭が52〜55キロ。53キロ前後の軽ハンデ馬に注意。馬場が渋ったら重の巧拙を重視したい。

マイネルラクリマは前走エプソムCで2番手から早めに先頭に立ち、上がりを34.1秒でまとめてクビ差の2着。勝ったディサイファより1キロ重い57キロを背負っていた。福島芝2000mは[2−1−0−0]で七夕賞1着(57キロ)、福島記念2着(58キロ)がある。今年は昨年より1キロ重い58キロを背負う。58キロでは小倉記念3着、福島記念2着、朝日CC4着がある。7〜8月は[1−1−2−0]で夏場は安定して走るタイプ。渋った馬場は[2−1−2−1]でこなせるが、58キロが微妙に響かなければ。

ダイワファルコンは中山記念12着、ダービー卿CT12着に終わったが、福島芝2000mは[2−0−0−1]で福島記念を連覇している。昨年の福島記念は58キロのマイネルラクリマに半馬身差をつけて勝ったが、ハンデは0.5キロ軽い57.5キロだった。今回は同斤の58キロ。4〜9月は[0−1−0−11]、10〜12月は[7−1−1−4]で秋から冬にかけて走るタイプだが、9月のオールカマーで2着がある。上原厩舎はマイネルラクリマと2頭出し。渋った馬場はこなせるが、前2走は稍重でひと息だった。

ラブリーデイはメトロポリタンSを圧勝し、目黒記念で1番人気に支持されたが、2番手から伸び切れず0.2秒差の5着。前に行き過ぎて早めに先頭に立ったことが堪えたが、上位とはハンデ差もあった。芝2000mは[0−2−1−1]で小倉記念2着、金鯱賞2着、中日新聞杯3着がある。昨年の小倉記念では58キロのマイネルラクリマにクビ差先着したが、ハンデは53キロだった。今回は57キロでマイネルラクリマとは1キロ差。57キロ以上では[0−0−0−5]で不振。57キロとコース実績のない川田騎手がカギ。

G3[0−1−2−3]で5着以内を確保しているダコール、前走ジューンSを勝ってオープン入りしたステラウインド、7〜9月[3−4−0−2]で夏場走るメイショウナルト、前走目黒記念9着のグランデスバル、同12着のアドマイヤブルー、前走マーメイドS2着のコスモバルバラ、前走烏丸Sを勝ってオープン入りしたヴィクトリースターなど伏兵は数多い。台風の影響で馬場悪化が懸念されるが、土日は台風一過で気温が上がる予報が出ている。一気に馬場が乾く可能性があるため、当日の馬場状態に注意したい。

ダコールは芝2000mのハンデ重賞で3、3、5、4、4着。福島記念、小倉記念、新潟記念は稍重、七夕賞は良発表でも緩い馬場、新潟大賞典は直線で致命的な不利があった。まだ良馬場でまともに走ったことがない。2走前に騎乗した内田博騎手に乗り替わる。メイショウナルトは右回りの芝2000〜2200mで好位につけたときは[3−1−0−1]で小倉記念1着(53キロ)、オールカマー2着(56キロ)がある。G2で連対があるが、近走大不振のためハンデは56キロ。内枠を引いて折り合えれば。ハーツクライ産駒。

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
白川郷S 馬連・3連単3,690円、濃尾特別 馬連・3連複2,810円的中!

◆MR予想(万馬券MR)
穴馬はラジオNIKKEI賞・ウインフェニックス(7人)が激走!

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