函館記念
レース展望
サマー２０００シリーズの第２戦。過去１０年で１番人気は［１−３−０−６］で４連対。芝２０００ｍ重賞で３着以内がある馬は［１−２−０−３］で５７キロ以上の５歳馬なら［１−１−０−０］。芝２０００ｍ重賞で３着以内がない馬は［０−１−０−３］で不振。２番人気は［２−２−２−４］で４連対、３番人気は［１−０−１−８］で１連対のみ。６〜９番人気が５連対、１０番人気以下が２連対。最近５年の馬連は６６倍、１５倍、１５９倍、９８倍、３５倍。人気馬を軸に人気薄まで手広く流して中穴以上を狙うのが妙味。
５３キロ以下は［０−３−１−２７］で未勝利。５６キロが５連対、５７キロが４連対と多いが、最近３年の連対馬６頭のうち５頭が５２〜５５キロ。最近は軽量馬が活躍している。５７．５キロは［１−０−０−３］、５８キロは［０−０−０−５］で不振。トップハンデは［１−０−０−９］で１連対のみ。１、２番人気は［０−０−０−４］で不振。６番人気以下で連対した７頭は前走函館芝１８００ｍのＯＰ特別に出走し、そのうち６頭が５着以下に負けていた。函館記念を狙う馬は前哨戦で負ける。前走巴賞で負けた馬に注意。
グランデッツァは札幌２歳Ｓでゴールドシップ（皐月賞＆菊花賞馬）、スプリングＳでディープブリランテ（ダービー馬）に勝った実力馬。ダービーの後に屈腱炎を発症したが、２走前の都大路Ｓを１分４３秒９のレコードで圧勝し復活を果たした。２着ディサイファは次走エプソムＣを制している。前走安田記念は１１着に終わったが、初マイル、不良馬場では仕方ない。函館は初めてだが、札幌芝は［２−１−０−０］で洋芝はこなせるタイプ。芝１８００ｍは［４−１−０−０］だが、芝２０００ｍ以上は［０−０−１−２］。今回は５７．５キロを背負うが、５７キロ以上では［０−０−０−４］。距離と斤量を克服して完全復活できるか。
アンコイルドはＧ２の京都大賞典２着、札幌記念３着、京都記念３着がある実力馬。昨年は復帰戦の巴賞で８着に終わったが、函館記念で３番手からしぶとく伸びて２着に入った。前走巴賞は中団から伸び切れず６着に終わったが、勝ち馬とは０．３秒差でそれほど負けていない。パワータイプで北海道の洋芝は合っている。叩き２戦目は［１−１−０−１］で巴賞を叩いて函館記念というのは昨年と同じ。ハンデは昨年より２キロ重い５７キロ。５７キロ以上では［０−０−１−５］だが、５８キロを背負った天皇賞(秋)で４着がある。これまで２０戦して１０番より外枠は２戦のみ。外枠に入ったときは勝浦騎手の乗り方による部分が大きくなる。
ダークシャドウは芝２０００ｍ［３−３−０−２］で天皇賞(秋)、大阪杯、札幌記念で２着がある実力馬。近走は大不振に陥っていたが、前走休み明けのエプソムＣで中団からメンバー３位タイの３３．７秒で伸びて０．２秒差の３着に入った。直線で外に出せず内を突いたが、前が壁になって再度外に持ち出すロスがあった。勝ったディサイファより３キロ重い５９キロを背負っていた。今回はトップハンデ５８キロを背負う。前走から１キロ減だが、最近のハンデ重賞はトップハンデが不振傾向。右回りは［０−４−０−７］で２着止まり。札幌記念で２着があるようにこなせなくはないが、若干末脚が鈍る。今回はローウィラー騎手に乗り替わる。
前走鳴尾記念２着のアドマイヤタイシ、前走目黒記念２のラブイズブーシェ、大阪杯２着馬トウカイパラダイス、前走オークス３着のバウンスシャッセ、昨年の３着馬アスカクリチャン、重賞３勝の実力馬ナカヤマナイト、日経新春杯２着馬アドマイヤフライトなど伏兵は多士済々。アドマイヤタイシは休み明けを除き芝２０００ｍ重賞では［０−５−０−０］で全て２着。ハンデは前走と同じ５６キロ。立ち回りの上手さで先行して粘り込むか。ラブイズブーシェは函館芝［２−０−１−１］。ハンデは前走と同じ５６キロ。前走Ｇ２で２着に入った馬が同斤で出走できる。昨年の有馬記念４着馬。今年の重賞でＤｒ．コパ氏は［３−１−０−４］。
★先週の予想結果
◆競馬道場（競馬アナリストＧＭ）
プロキオンＳ 馬単７９０円的中！厳選予想３戦３勝！
◆ＭＲ予想（万馬券ＭＲ）
有松特別 ３連複２６，１９０円、彦星賞 ３連単１０，１４０円的中！
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