新潟記念
レース展望
サマー2000シリーズの最終戦。優勝を狙えるのは、メイショウナルト(14pt)、ニューダイナスティ(8pt)、マーティンボロ(5pt)の3頭。現在トップタイのメイショウナルトは連対するか、ニューダイナスティとマーティンボロが2着以下なら優勝が確定。ニューダイナスティは自身が勝ち、メイショウナルトが4着以下、マーティンボロは自身が勝ち、メイショウナルトが6着以下なら逆転優勝になる。
過去10年で1番人気は[0−1−0−9]で1連対のみ。最近9年連対がなく不振。2番人気は[1−1−0−8]、3番人気は[2−0−1−7]で各2連対のみ。人気馬はかなり不振。6〜9番人気が6連対、10番人気以下が4連対と多く、最近8年は必ず6番人気以下が連対している。最近5年の馬連は45倍、117倍、108倍、114倍、204倍で4年連続万馬券。ハンデ戦でかなり波乱傾向が強い。
トップハンデは[1−0−2−9]で1連対のみ。人気でも過信禁物。トップハンデに限らず57キロは[1−1−2−10]、57.5キロ以上は[1−0−2−12]で不振。年齢別では3歳[0−0−0−3]、4歳[4−1−0−20]、5歳[2−5−6−40]、6歳[2−2−4−34]、7歳[2−2−0−18]。最近5年の連対馬10頭のうち7頭が6歳以上の高齢馬。最近は高齢馬の活躍が目立つ。
マーティンボロは2走前の中日新聞杯で中団からメンバー2位タイの34.1秒で差し切って重賞初制覇。前走小倉記念は後方から捲ってメンバー最速タイの35.3秒で伸びて0.3秒差の2着。中日新聞杯勝ちがフロックでなかったことを証明した。稍重以上では[2−2−1−1]で渋った馬場を苦にしない。前走小倉記念でメイショウナルトに0.3秒先着したが、ハンデは据え置きの56キロ。小倉記念2着馬は新潟記念で斤量が0.5キロ増える傾向があるが、ハンデキャッパーは同斤を選択した。馬主は吉田和美氏。
ユールシンギングは昨年のセントライト記念を勝った後不振が続いたが、2走前に中日新聞杯で後方からメンバー最速の33.8秒で追い込んでマーティンボロに0.1秒差の4着に入った。前走新潟大賞典は後方からメンバー最速タイの33.1秒で豪快な大外一気を決めた。新潟外回りは2戦2勝。ストライドが大きいため、広くて直線が長い新潟外回りは合っている。G2勝ちがあり、前走G3を勝ったことでハンデは前走より1.5キロ重い57.5キロ。大型馬で斤量はこなしそうだが、少し見込まれた点がどう出るか。
メイショウナルトは昨年小倉記念を勝ち、オールカマー2着。その後大不振に陥ったが、前走七夕賞を好タイムで逃げ切り、前走小倉記念で逃げて3着に粘り復調してきた。前走小倉記念は逃げて直線でしぶとく伸びたが、雨で馬場の内側が悪くなったことが堪えた。馬場が渋ったことでより重ハンデが堪えたのだろう。7〜9月は[4−4−1−2]、昨年以降は[2−2−1−0]で複勝率100%。ハンデは据え置きの57.5キロ。前走0.3秒先着を許した2着マーティンボロとの斤量関係は変わらない。ハーツクライ産駒。
前走函館記念3着のステラウインド、前走勝ってオープン入りしたクランモンタナ、七夕賞2着&小倉記念4着のニューダイナスティ、小倉記念で1番人気で6着に終わったラストインパクト、芝2000mのG3[0−5−0−2]で新潟大賞典2着があるアドマイヤタイシ、昨年新潟大賞典3着&新潟記念4着のダコールなど伏兵は多士済々。ステラウインドは左回りの芝2000m[2−1−0−1]で2走前のジューンSを1分58秒2でクランモンタナにクビ差で勝っている。過去10年の新潟記念で蛯名騎手は[0−0−0−7]。
クランモンタナは芝2000m[2−3−4−3]で前走マレーシアSを2分5秒8(稍重)で制した。成績にムラがあるが、先行してしぶとい脚を使える。キャプテントゥーレの半弟。デビュー以来最も軽い54キロでひと押しがあるか。ダコールは芝2000mのハンデG3[0−0−2−5]。近走は出走すると雨が降るパターンが続いている。ハンデはいつも通り56キロ。テン乗りの横山典騎手に乗り替わる。新潟2歳Sは上がり1、2位が活躍しているが、新潟記念は上がり4〜5位が4連対、6位以下が5連対と多い点に注意。
★先週の予想結果
◆競馬道場(競馬アナリストGM)
新潟2歳S 3連単16,440円、小倉日経オープン 馬連11,080円的中!
◆MR予想(万馬券MR)
小倉日経オープン 馬連11,080円的中!穴馬スピリタス激走!
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