中山金杯
レース展望

トップハンデはフェイムゲーム、ロゴタイプの58キロ。57.5キロはメイショウナルト、ラブイズブーシェ、57キロはナカヤマナイト、ユールシンギング、ラブリーデイ。過去10年で57キロは[4−2−0−14]、57.5キロは[2−1−1−7]、58キロは[1−0−0−4]。58キロで勝ったのは09年のアドマイヤフジ(4人気)。最近5年は57−56キロ、56−55キロ、55−56キロ、57−55キロ、57.5−54キロで昨年54キロで2着に入ったカルドブレッサを除き55キロ以上を背負った馬が連対している。データ的には55、56キロの上がり馬に注目。今年はマイネルミラノ、デウスウルトに要注意か。

フェイムゲームは天皇賞(春)と宝塚記念では強いメンバーと戦って6着に入り、前走AR共和国杯をメンバー最速の34.0秒で差し切って2馬身半差で圧勝。バランスオブゲームの半弟がここにきて力をつけてきている。中山芝は[2−0−1−4]、中山芝2000mは[2−0−0−1]で京成杯を勝っている。芝2200mのAJC杯では0.1秒差の3着に入った。中山の時計の掛かる馬場をこなすタイプだが、最近は長い距離を使われてきたため、芝2000mで流れに乗れるかがポイント。天皇賞(春)と宝塚記念で58キロを背負ったが、今回はハンデ戦というのがどうか。中山で北村宏騎手は閉所に突っ込んで2、3着が多い。

ラブイズブーシェは函館記念で重賞初制覇。昨年の有馬記念と今年の天皇賞(秋)で4着がある。前走天皇賞(秋)は好位から34.3秒で伸びて3着イスラボニータに半馬身差の4着。差し馬がごちゃついて脚を余したことが有利に働いたが、G1で能力を示した。芝2000mは[5−4−2−5]で16戦のうち14戦で5着以内を確保。前3走は函館記念1着、札幌記念4着、天皇賞(秋)4着でコースを問わず堅実に走っている。ハンデ重賞では56キロだったが、近走好走の実績から1.5キロ増えて57.5キロ。天皇賞(秋)は58キロをこなしたが、ハンデ重賞での斤量増は気になるところ。間隔が空いたため、仕上がりに注意したい。

マイネルミラノは3月に500万条件から1、1、2、1、1着で着実にパフォーマンスを引き上げている。2走前の松島特別は中団から捲って4コーナーで先頭に立ち、メンバー2位の34.6秒でまとめて押し切った。単なる逃げ馬ではなく、捲くるレースもできる。前走美浦Sは休み明けで馬体が14キロ増えていたが、前半5F58.4秒の速い流れで飛ばして逃げ切っている。3月に中山芝2000mの500万条件を2分1秒1で圧勝したが、勝ちタイムは同日の弥生賞より0.3秒速かった。急激に心肺機能が強化された印象で以前とは別馬になっている。昇級戦で55キロは見込まれたが、これだけ強いと仕方がない。逃げ切りがありえる。

あとは13年の皐月賞馬ロゴタイプ、芝2000m重賞[0−2−1−3]のラブリーデイ、芝2000mのハンデG3[2−0−2−2]のメイショウナルト、前走チャレンジC2着のデウスウルト、セントライト記念&新潟大賞典勝ち馬ユールシンギング、近走不振も中山重賞2勝のナカヤマナイトなど。ロゴタイプは毎日王冠が0.4秒差の6着、マイルCSが0.5秒差の7着でそれほど負けていない。陣営が色々な競馬場で色々な距離を使っているため、馬が少し戸惑っている面もあるか。中山は[3−0−1−0]の得意コース。皐月賞を1分58秒0のレコードで勝った馬が同コースで復活できるか。調教で変わり身を見せたら58キロでも要注意。

ラブリーデイは小倉記念と金鯱賞で2着があるが重賞は未勝利。負けが続いてもハンデが軽くなることはなく、目黒記念、七夕賞、AR共和国杯と同じ57キロ。最近は詰めが甘いため、道中ロスなく進めて上手く脚をタメて終いの脚につなげたいところ。メイショウナルトは芝2000mのハンデG3[2−0−2−3]。ハンデは前3走と同様に57.5キロ。夏場に走るタイプで10〜3月は[0−0−2−7]。体調面とマイネルミラノとの兼ね合いがカギ。デウスウルトは1600万条件を勝ち、チャレンジC2着と力をつけている。前走は中間に腹痛があったと報じられて人気を落とし、9番人気で激走した。社台の馬はマイナス材料が発表されたときは激走することが多い。前走G3で2着でもハンデは1キロ増の55キロ。ハンデはまだ恵まれている。

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