東京新聞杯
レース展望
過去１０年で１番人気は［２−１−１−６］で３連対。最近７年で１連対のみ。単勝３倍以下は［２−０−０−１］に対し、単勝４倍以上は［０−１−１−５］で不振。２番人気は［２−２−１−５］で４連対、３番人気は［０−１−０−９］で１連対。６番人気以下が８連対と多く、７年で人気薄が連対している。最近４年の馬連は１２０倍、３７倍、１６倍、６７倍で中穴以上の決着が多い。時々極端な人気薄が激走して大波乱になる。
前走１着は［３−４−１−１８］だが、前走２着は［１−０−２−１１］、前走３着は［１−０−２−７］で各１連対のみ。前走ＯＰ以上で４〜６着に負けた馬が巻き返すことが多い。前走１０着以下は［０−１−３−３９］で１連対のみ。年齢別では４歳［４−２−４−２４］、５歳［３−３−５−２９］、６歳［３−４−０−３０］、７歳以上［０−１−１−４１］。６歳で連対した７頭のうち４頭が７番人気以下。穴で６歳馬に注意。
フルーキーは芝１６００ｍ［３−１−１−２］、芝１８００ｍ［２−１−０−０］。２走前のチャレンジＣは中団からメンバー３位タイの３４．９秒で伸びてデウスウルトと２着同着。逃げたエイシンヒカリを意識して早めに仕掛けたぶん直線で弾けなかった。前走京都金杯は好位の内から伸び切れず０．２秒差の４着。道中少し折り合いを欠き、直線でスムーズさを欠いたことが堪えた。左回りは中京芝１６００ｍの５００万条件で２、３着がある。過去１０年の東京新聞杯で角居厩舎は［１−２−２−０］で３着以内を確保。今年は２頭出しでフルーキーに岩田騎手、エキストラエンドにＣデムーロ騎手が騎乗予定。角居厩舎のワンツー決着もあるか。
エキストラエンドは芝１６００ｍ［１−２−１−５］で京都金杯１、２着、東京新聞杯２着、マイラーズＣ３着がある。昨年の東京新聞杯は雪で順延になり再輸送する不利があったが、中団から伸びて２着に入った。マイラーズＣの後、１２、９、１４着と惨敗が続いたが、富士Ｓ５着、マイルＣＳ５着、京都金杯２着と復調してきた。前走京都金杯は最内からメンバー２位の３３．３秒で伸びてクビ差の２着。内にグリーンベルトがあり、内を通った馬が有利な馬場で、エキストラエンドは京都金杯で２年連続１枠に入っていた。外枠から外を回るレースになったときに真価が問われる。昨年以降の重賞でＣデムーロ騎手は［０−２−４−１１］で未勝利。
サトノギャラントは東京芝１６００ｍで良馬場なら［４−０−０−０］で勝率１００％。昨年の東京新聞杯（重馬場）は後方から最速の３４．２秒で追い込んで０．３秒差の５着に終わった。重賞では［０−０−１−８］で不振が続いていたが、昨年の関屋記念で後方から追い込んで３着に入った。２走前の京成杯ＡＨは後方から馬場の荒れた内を突いて伸び切れず０．３秒差の５着。前走ニューイヤーＳは後方から追い込んで０．４秒差の８着。得意ではない中山のため、陣営は仕上げておらず、休み明けで馬体が１４キロ増えていた。今回は叩き２戦目、東京芝１６００ｍ、５６キロと条件が好転する。スタート、位置取り、コース取りがカギになる。
昨年の富士Ｓ２着馬シャイニープリンス、前走京都金杯３着のマイネルメリエンダ、前走京都牝馬Ｓ２着のゴールデンナンバー、ダービー＆菊花賞４着のタガノグランパ、前走ニューイヤーＳ４着のリルダヴァル、１２年のＮＨＫマイルＣ２着馬アルフレード、３連勝中のヴァンセンヌなど伏兵は多士済々。ヴァンセンヌは屈腱炎を克服して復帰し、条件戦を３連勝してオープン入り。父ディープインパクト、母フラワーパークという良血馬。過去１０年の東京新聞杯で前走１６００万条件を勝った馬は［１−０−１−６］、芝１６００ｍなら［１−０−１−２］。昨年９月以降の重賞で福永騎手は［０−３−４−２０］。３連勝の勢いで壁をぶち破るか。
★先週の予想結果
◆競馬道場（競馬アナリストＧＭ）
根岸Ｓ 馬単１，４５０円、クロッカスＳ ３連単３，０３０円など的中！
◆ＭＲ予想（万馬券ＭＲ）
根岸Ｓ 馬連７１０円、松籟Ｓ 馬連２，１５０円 ３連単１３，７９０円的中！
★最近激走した穴馬は以下の通り。
・石清水Ｓ ハナノシンノスケ（１０人気、単勝５４．３倍）優勝！
・京都牝馬Ｓ ケイアイエレガント（９人気、単勝２３．６倍）優勝！
・若竹賞 ルナプロスペクター（５人気、単勝９．３倍）優勝！
・フェアリーＳ ノットフォーマル（１１人気、単勝３４．９倍）優勝！
・ポルックスＳ イッシンドウタイ（７人気、単勝１９．０倍）優勝！
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