中山牝馬S
レース展望

過去10年で1番人気は[3−0−1−6]で3連対。昨年8年ぶりに1番人気が連対した。前走年明けの重賞で4着以内に入った馬なら[3−0−0−1]で勝率75%。2番人気は[0−2−0−8]で2連対、3番人気は[0−1−1−8]で1連対。6〜9番人気が7連対、10番人気以下が5連対と多く、人気薄が半数以上を占める。現在8年連続で6番人気以下が連対中。最近5年の馬連は53倍、403倍、127倍、40倍、29倍・8倍で荒れている。本命狙いは妙味がない。人気薄同士の決着も視野に入れておきたい。

以前は55キロ以上を背負った馬が活躍していたが、最近5年の連対馬11頭のうち10頭が54キロ以下。55キロ以上は[1−0−2−29]で1連対のみ。54キロ以下で連対した14頭のうち10頭が6番人気以下。穴で54キロ以下の軽量馬に注意。51、52キロで連対した3頭は4、13、14番人気。人気薄で連対した2頭は追い込み馬だった。多頭数で激戦になりそうなら51、52キロの追い込みタイプに注意。

スイートサルサは2走前に1600万条件を勝ってオープン入り。重賞ではクイーンC2着、府中牝馬S3着、愛知杯3着がある。前走愛知杯は距離が不安視され10番人気だったが、後方2番手からメンバー2位の35.0秒で大外から伸びて0.3秒差の3着。外差しが決まりやすい馬場が味方した感はあるが、デュランダル産駒で強烈な決め手がある。これまでの実績からベストは左回りの芝1600〜1800m。右回りはフェアリーS5着の1戦しかしていない。手前の関係で左回りの方が得意なだけに右回りの中山がどう出るか。

ブランネージュはフローラSで2着に入り、オークス5着、ローズS4着、秋華賞4着と善戦してきた。前走エリザベス女王杯は13着に終わったが、スローの上がり勝負で中団から差す形では厳しかった。芝2000m以下で道中5番手以内につけたときは[2−2−1−1]で4着以内を確保。詰めが甘く勝ち切れないが、昨年のG1よりメンバーは弱くなっており、小回りの中山なら先行して粘れないか。過去10年の中山牝馬Sの連対馬の脚質は逃げ2先行5、差し5追込9で差し追い込みが決まりやすい。馬場が渋るとプラスに働く。

昨年のフラワーC勝ち馬バウンスシャッセ、一昨年のローズS2着馬シャトーブランシュ、前走京都牝馬S3着のパワースポット、昨年のフローラS2着馬マイネグレヴィル、昨年のフェアリーS勝ち馬オメガハートロック、前走エリザベス女王杯シンガリ負けのグレイスフラワー、前走エンプレス杯3着のケイティバローズ、前走TCK女王杯3着のソーミラキュラスなど。ケイアイエレガントは捻挫で回避した。バウンスシャッセはオークス3着馬だが、近走大不振が続いている。フラワーCを勝った中山芝1800mで復活できるかどうか。

シャトーブランシュはローズS2着、愛知杯4着など重賞で善戦しているが、1600万条件で勝ち切れない。そのぶんハンデは53キロ。陣営は戸崎騎手を確保している。パワースポットは愛知杯5着、京都牝馬S3着に入り、重賞でやれるメドが立った。前走より1キロ軽い53キロで出走できる。マイネグレヴィルは芝1800m[1−2−1−1]で札幌2歳S(極悪馬場)とフラワーCで2着がある。日曜は雨が降る予報。軽量52キロで出走できる。ソーミラキュラスはダートで6勝。過去10年の中山牝馬Sでサンデーレーシングは[0−0−0−16]で3着以内なし。次走の福島牝馬Sでも注意したい。

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
大阪城S 馬連4,290円、ポラリスS 馬連1,490円的中!

◆MR予想(万馬券MR)
弥生賞 馬連3,380円、大阪城S 馬連4,290円的中!
穴馬は武庫川S・テイエムタイホー(11人)、チューリップ賞・ココロノアイ、弥生賞・ブライトエンブレム激走!

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