大阪杯
レース展望
過去10年で1番人気は[5−2−2−1]で7連対。単勝1倍台は[2−1−2−0]で勝率40%。前走京都記念3着馬は[1−0−1−0]で単勝3.7倍のヒルノダムールが勝ち、単勝1.2倍のドリームジャーニーは3着に終わった。2番人気は[1−2−1−6]で3連対、3番人気は[2−0−1−7]で2連対。最近5年のうち4年で6〜9番人気が連対し、馬連は256倍、69倍、9倍、3倍、70倍。昨年は単勝1.9倍のエピファネイアが3着に終わり、2番人気キズナと6番人気トウカイパラダイスで中穴決着になった。
4歳[5−3−3−15]、5歳[3−3−3−19]、6歳[1−3−4−23]、7歳以上[1−1−0−29]で4、5歳馬が活躍。4歳馬は1番人気なら[3−1−1−1]。6歳馬は6、6、7、9番人気が連対。穴で6歳馬に注意。前走4着以下から8頭が連対している。前走G1は一桁着順、G2は5着以内、G3は連対が目安。前走重賞以外は連対していることが条件。最近6年の連対馬12頭は全て前走5着以内。最近は前走好走した馬が活躍している。今週から阪神はBコースに変更される。馬場適性、馬場状態に注意したい。
キズナは昨年大阪杯で最後方からメンバー最速の33.9秒で豪快な大外一気を決めており、今年は2連覇が懸かる。骨折明けの前走京都記念は後方2番手からメンバー最速の33.3秒で追い込んでハナ+クビ差の3着。最後は大外から猛然と伸びたが、前に行った2頭にラスト4Fを11.7−11.4−11.0−11.6秒の高速ラップでまとめられて届かなかった。馬体22キロ増は成長分もあるが、腹目が少しフックラ映った。ひと叩きされてどこまで上向いてくるか。昨年のようなレースができればあっさりもあるが、目標はまだ先で今回はステップレース。ただし昨年の大阪杯は58キロを背負っただけに57キロで出走できるのは有利に映る。
ラキシスは昨年のエリザベス女王杯でG1初制覇。1枠1番から内ラチ沿いの7番手につけ、メンバー5位の33.4秒で先に抜け出したヌーボレコルトをクビ差交わして優勝。ヌーヴォレコルトは次走中山記念を制した。レースのラスト3Fは11.5−11.3−11.3秒で尻上がり&持続ラップ。前年のエリザベス女王杯は格上挑戦で2着に入ったが、レースのラスト3Fは11,7−11,6−11,2秒で尻上がりラップだった。ゆったりとした流れで上がり勝負に強いタイプ。角居厩舎はラキシス(ルメール)、エアソミュール(Mデムーロ)の2頭出し。過去10年の大阪杯で牝馬は[1−0−1−3]でダイワスカーレットが制している。
あとは昨年の天皇賞(秋)勝ち馬スピルバーグ、中山金杯&中山記念2着で復調してきたロゴタイプ、昨年鳴尾記念と毎日王冠を制したエアソミュール、前3走ハンデG3で2、3、2着のデウスウルト、昨年の秋華賞勝ち馬ショウナンパンドラ、前走小倉大賞典を逃げ切ったカレンブラックヒルなど。イスラボニータは脚部不安で回避した。スピルバーグは左回りの東京では[6−1−3−1]だが、右回りでは[0−0−1−2]。右回りがダメとは思わないが、久々に右回りを使う点がどうか。キズナより1キロ重い58キロを背負う。この後は海外遠征が控えている。ロゴタイプは中山[3−2−1−0]の巧者。初の阪神というのがどう出るか。
エアソミュールは毎日王冠でスピルバーグ、ロゴタイプに勝っている。その後はG1を使わずに金鯱賞、AJC杯で0.3秒差の3着。近親に大阪杯で2着が2回あるエアシャカール。鳴尾記念を勝ったコースでMデムーロ騎手。先週の日経賞と高松宮記念でMデムーロ騎手は出遅れて自滅した。出遅れてキズナを徹底的にマークするのが角居厩舎の作戦ということもありえる。デウスウルトはハンデG3からG2に変わり、ショウナンパンドラも牝馬同士から牡馬混合に変わり、メンバーが大幅に強化。カレンブラックヒルは前走小倉大賞典(重)を58キロを背負って逃げ切った。稍重&重馬場では[4−0−0−0]。週末は雨が降る予報が出ている。
★先週の予想結果
◆競馬道場(競馬アナリストGM)
マーチS 馬単13,190円(2点) 3連単70,600円(24点)[◎○▲]的中!
毎日杯 馬連5,690円[▲◎]、日経賞 馬連2,190円的中!
穴馬はマーチS・◎マイネルクロップ、毎日杯・◎ダノンリバティ激走!
◆MR予想(万馬券MR)
マーチS 馬連6,530円 3連複7,410円、日経賞 馬連2,190円的中!
穴馬はマーチS・イッシンドウタイ激走!
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