マイラーズC
レース展望

過去10年で1番人気は[3−1−1−5]で4連対。単勝3倍以下は[3−1−0−2]だが、単勝3倍以上は[0−0−1−3]で連対なく不振。混戦メンバーで1番人気の単勝が3倍を超えたら割り引きが必要。2番人気は[0−2−1−7]で2連対、3番人気は[4−1−2−3]で5連対。6番人気以下が8連対と多い。最近5年の連対馬10頭のうち6頭が6番人気以下で馬連は37倍、704倍、35倍、128倍、8倍。G2でメンバーは揃うが、人気薄が激走し、中穴以上の決着が多い。7連対と多い6〜9番人気に注意。

前年のマイルCS最先着馬は[4−0−3−2]、連対馬なら[3−0−1−1]で勝率60%。最先着馬が1番人気なら[3−0−1−0]で連対率75%だが、2番人気以下は[1−0−2−2]で連対率20%。今年はマイルCS2、3、5着馬が出走予定。ダノンシャークは挫石で回避した。最先着馬フィエロは1番人気か。京都外回りで行われた最近3年の連対馬の脚質は逃げ1先行1、差し2追込2。直線の長い京都外回りで差し追い込みが決まりやすい。開幕週の高速馬場に対応でき、かつ切れ味のある京都マイル巧者を重視したい。

フィエロは昨年のマイラーズCで1番人気に支持され、6番手からメンバー3位タイの33.2秒で伸びてワールドエースに0.2秒差の2着。直線では前にワールドエース、外にオースミナインがいて追い出しが遅れるロスがあった。マイルCSは7番手から直線で馬群を割ってメンバー7位の34.4秒で早めに抜け出したが、最後にダノンシャークとの叩き合いに負けてハナ差の2着。直線で手前を変えず右手前のまま走っていた。今回は香港マイル6着以来4ヶ月ぶりの出走。休み明けは[1−1−2−1]で堅実に走っているが、勝ち切れないことが多い。安田記念の前にどこまで仕上げてくるか。福永騎手からテン乗りの戸崎騎手に乗り替わる。

ディアデラマドレは昨年マーメイドS、府中牝馬S、愛知杯を最速上がりで制し重賞3勝を挙げた。2走前のエリザベス女王杯は後方からメンバー最速タイの33.1秒で大外から追い込んで0.2秒差の3着。内をロスなく回った馬が有利な展開で外枠スタートから終始外を回ったことが堪えている。勝ったラキシスは大阪杯(2着キズナ)、2着ヌーヴォレコルトは中山記念(2着ロゴタイプ)を制した。マイラーズCは大阪杯、中山記念と同じ牡馬混合G2。休み明け、初の芝1600mは課題だが、54キロで出走できる。スローペースだったが、阪神芝1400mの新馬戦を勝っている。牝馬の使い分けが上手い角居厩舎のキングカメハメハ産駒。

昨年のマイルCS3着馬グランデッツァ、前3走重賞2、4、3着のフルーキー、重賞6勝の実力馬クラレント、前走洛陽Sを勝ったレッドアリオン、前走六甲Sを勝ったテイエムタイホー、2走前に大阪城Sを圧勝したヒストリカル、昨年のスワンS2着馬サンライズメジャー、昨年のスプリングS勝ち馬ロサギガンティア、昨年の富士S2着馬シャイニープリンスなど伏兵は数多い。グランデッツァは昨年のマイルCSでハイペースで3番手から1分31秒7で走って0.2秒差の3着に粘った。前走京都牝馬Sは緩い流れで2番手から1分33秒1で走って0.3秒差の5着。このあたりを陣営はどう考えるか。社台はルメール騎手を確保している。

フルーキーはチャレンジCがクビ差の2着、京都金杯が0.2秒差の4着、東京新聞杯が0.1秒差の3着。色々な理由があるが、一戦ごとにパフォーマンスを下げている。今回はひと息入れて[3−1−0−1]の浜中騎手に戻る。角居厩舎はフルーキー、ディアデラマドレ、エキストラエンドの3頭出し。サンライズメジャーは昨年のスワンSでフィエロにハナ差先着し2着。休み明けは[1−1−2−1]。これまでで最も長い5ヶ月半ぶりになる。シャイニープリンスは前走ダービー卿CTで2番人気に支持されたが、直線で前が壁になって全く追えず14着。マイルCSを連覇したダイタクヘリオスの一族。京都では3歳時に橘Sを勝っている。

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
皐月賞 馬単1,530円 3連単12,360円[◎▲☆]的中!
6週連続で重賞本線で的中!

◆MR予想(万馬券MR)
アンタレスS 馬連2,860円 3連単36,300円[○◎▲]的中!
穴馬クリノスターオー優勝!

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