日本ダービー
レース展望
過去１０年で１番人気は［５−１−１−３］で６連対。単勝２．５倍以下は［１−０−１−３］だが、単勝２．６倍以上は［４−１−０−０］で連対率１００％。１番人気の皐月賞馬は［３−１−１−１］でディープインパクト、メイショウサムソン、オルフェーヴルが２冠を達成した。皐月賞馬の位置づけがポイントになる。２番人気は［１−１−０−８］で２連対、３番人気は［３−１−０−６］で４連対。連対馬１６頭が５番人気以内、残る４頭は７、１０、１２、１４番人気。過去１０年で馬連万馬券が３回出ている。最近５年の馬連は１６７倍、３３倍、５６倍、９倍、８倍。時々１０番人気以下の極端な人気薄が激走して大波乱になるのが特徴。
連対馬２０頭のうち１４頭が前走３着以内。前走４着以下は皐月賞、ＮＨＫマイルＣなら巻き返し可能。前走Ｇ２で負けた馬は［０−０−２−３０］、前走ＯＰ特別は［０−０−１−１７］で連対なし。前走Ｇ１で３着以内とＧ２勝ち馬を重視したい。過去１０年の連対馬には全て重賞勝ちがあった。最近は皐月賞で負けた馬の巻き返しが目立つ。皐月賞はトリッキーなコースで紛れが生じやすい。穴で前走皐月賞で負けた芝中距離重賞勝ち馬に注意。過去１０年は内枠に連対馬が集中しており、６〜８枠から勝ち馬は出ていない。最近７年で１枠１番に入った馬は［４−１−０−２］で連対率７１．４％。７、８枠は［０−２−４−５３］で２連対のみ。
ドゥラメンテは［３−２−０−０］で上がり３Ｆは全てメンバー最速。出遅れた新馬戦、折り合いを欠いて大外をブン回した共同通信杯で２着に負けたが、まだ底を見せていない。前走皐月賞は後方３番手から直線で外に持ち出すとメンバー最速の３３．９秒で豪快な直線一気を決めた。前半５Ｆ５９．２秒の速い流れでレースのラスト３Ｆ１１．７−１１．４−１１．６秒。速い流れで体力と末脚の爆発力を見せつけた。母系のダイナカール、エアグルーヴ、アドマイヤグルーヴはＧ１を制しており、母子４代Ｇ１制覇となった。広くて直線の長い東京、距離延長でさらにパフォーマンスを引き上げるのか。皐月賞は強かったが、死角がない訳ではない。
リアルスティールは［２−２−０−０］で上がりは１、３、１、２位。共同通信杯では１枠１番から内ラチ沿いの好位につけ、先に抜け出したドゥラメンテをメンバー３位の３４．０秒で差し切って優勝。ドゥラメンテが自滅した感が強いが、キャリア１戦で勝ったのはダテではない。スプリングＳはハナ差の２着に負けたが、馬体６キロ増で福永騎手はトライアルの乗り方だった。前走皐月賞は５番手からメンバー２位タイの３４．５秒で早めに抜け出したが、ドゥラメンテに並ぶ間もなく交わされて０．２秒差の２着。直線の長い東京でドゥラメンテの強烈な末脚を完封するにはどう乗ればいいのだろう。福永騎手が正解を導き出し、完璧に乗れれば。
皐月賞３着馬キタサンブラック、弥生賞馬サトノクラウン、京都新聞杯勝ち馬サトノラーゼン、同２着馬ポルトドートウィユ、青葉賞勝ち馬レーヴミストラル、同２着馬タンタアレグリア、ＮＨＫマイルＣ３着馬ミュゼスルタン、毎日杯勝ち馬ミュゼエイリアン、若駒Ｓ勝ち馬アダムスブリッジ、京都２歳Ｓ勝ち馬ベルラップなど。キタサンブラックは［３−０−１−０］で複勝率１００％。皐月賞は２番手からメンバー８位の３５．２秒でまとめて０．６秒差の３着。正攻法のレースで３着に粘り、スプリングＳ優勝がダテではなかったことを示した。結果的にクラリティスカイが飛ばしたことが堪えている。東京は２戦２勝。日曜は曇りのち雨の予報。
サトノクラウンは新馬、東スポ杯２歳Ｓ、弥生賞を３連勝。皐月賞は出遅れて後方からメンバー２位タイの３４．５秒で伸びて０．７秒差の６着。ドゥラメンテに弾き飛ばされる不利があった。東京は２戦２勝。まだ底を見せていない。ルメール騎手がどう乗るか。サトノラーゼンは［３−３−３−０］で複勝率１００％。京都新聞杯を好位からメンバー４位の３４．５秒で抜け出して優勝。好位から高速ラップでまとめて粘り込むタイプ。内枠からロスなく回ってタイミング良く抜け出せれば。レーヴミストラルは青葉賞を中団の後ろからメンバー２位の３３．７秒で差し切り勝ち。勝ちタイムは遅いが、相手なりに走るタイプ。キングカメハメハ産駒。
★先週の予想結果
◆競馬道場（競馬アナリストＧＭ）
オークス 馬連１，１６０円 ワイド８９０円 ３連複４，１４０円的中！穴馬クルミナル激走！
◎ウオッカが勝った０７年のダービーはパドック診断で２１５万馬券的中！
◆ＭＲ予想（万馬券ＭＲ）
オークス 馬連１，１６０円 ３連複４，１４０円、平安Ｓ 馬連１，８１０円的中！
ダービーは「ここで狙いたい穴馬」がいます。予想は高自信度配信！
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