エプソムC
レース展望

過去10年で1番人気は[3−2−2−3]で5連対。前走G2出走馬は[3−1−0−0]だが、G3は[0−0−1−2]、OP特別は[0−0−1−1]で不振。2番人気は[2−2−1−5]、3番人気は[0−4−1−5]で各4連対。最近5年の馬連は10倍、18倍、7倍、21倍、23倍で20倍台までに収まっている。馬連は中穴止まりだが、3着に人気薄が入ることが多く、3連単は130倍、1473倍、343倍、494倍。12年は15番人気のマイネルスターリーが粘って3連単14万馬券が飛び出した。

年齢別では4歳[6−4−3−22]、5歳[3−4−1−43]、6歳[1−2−2−39]、7歳以上[0−0−4−39]で4、5歳馬が活躍している。勝ち馬10頭のうち9頭が4、5歳馬。7歳以上は連対がないが、8、9、12、15番人気が3着に入っている。3連単の3着には人気薄高齢馬を絡めたい。枠番別では1枠が[4−1−2−12]で5連対。単複とも回収率は100%を超える。1枠に入った馬が5番人気以内なら[4−1−1−3]で連対率55%。15番枠より外枠は[0−2−1−31]で未勝利。

サトノアラジンは春興Sを後方からメンバー最速の32.7秒で大外から豪快に差し切って優勝。前走モンゴル大統領賞は後方から馬群に突っ込んでメンバー最速の33.5秒で差し切り、1分44秒7の好タイムで快勝。これまで重賞では[0−0−2−3]で善戦止まりが続いていたが、4歳になって本格化してきた。ルメール騎手で2連勝したが、今回もルメール騎手が騎乗する。ラキシスの全弟で池江厩舎の管理馬。今年の重賞で池江厩舎は5番人気以内なら[6−2−1−4]で5月以降は[3−1−0−0]で連対率100%。

エイシンヒカリは[6−0−0−1]で唯一の敗戦はチャレンジC9着。前走都大路Sは前半5F58.8秒で逃げて上がりを35.0秒でまとめて快勝。勝ちタイムは1分45秒7(稍重)。2着グランデッツアを相手にしなかった。東京では昨秋にアイルランドTを直線で斜行しながら1分58秒3の好タイムで圧勝している。今回はひと叩きされた上積みが見込める。チャレンジCの負け方が少し気になるが、有力馬の位置取り次第であっさりもあるか。昨年以降の重賞で武豊騎手が逃げると[0−0−0−6]で4〜6着が多い。

前4走重賞で2、4、3、5着のフルーキー、昨年のエプソムC勝ち馬で前走中日新聞杯を制したディサイファ、昨年の毎日王冠2着馬サンレイレーザー、東京芝[3−3−0−0]のダノンジェラート、前走新潟大賞典4着のアーデント、前走モンゴル大統領賞2着のフェスティヴタロー、同3着のヒラボクディープ、13年のNHKマイルC勝ち馬マイネルホウオウ、昨年の新潟大賞典勝ち馬ユールシンギング、天皇賞(秋)で2、3着があるペルーサなど伏兵は数多い。東京は開催が進んでも時計、上がりとも速い決着が続いている。

フルーキーは重賞で勝ち切れないが、距離1F延長、高速馬場の東京でどこまで変わるか。角居厩舎は大阪杯をラキシスで勝ってから重賞では[0−0−0−12]で熟睡中。テン乗りの北村宏騎手に乗り替わる。ディサイファは東京芝1800m[3−0−0−2]。昨年の毎日王冠では3着スピルバーグにハナ差の4着に入った。前走中日新聞杯は中団からメンバー最速の35.3秒で差し切り、パフォーマンスを引き上げている。13年以降、G3以下の芝1800mでは[4−2−0−0]。四位騎手が乗鞍を絞ったら勝負モードか。

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
安田記念 馬連1,740円 3連複40,690円 3連単127,190円的中!
穴馬クラレント(12人)激走!

◆MR予想(万馬券MR)
安田記念 馬連・3連複40,690円、垂水S 馬連11,580円的中!
穴馬は垂水S・ノボリディアーナ(8人、単勝44倍)優勝!

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