中京記念
レース展望

12年に距離が1600mに変更された。過去3年で1番人気は[0−0−0−3]で3着以内なし。2番人気は[0−0−0−3]、3番人気は[0−0−1−2]で連対なし。過去3年は5−6−10番人気、5−13−3番人気、7−11−5番人気で決着し、馬連は49倍、220倍、200倍、3連単は2380倍、3665倍、4282倍。中京最終週の荒れ馬場で行われるハンデ戦でかなり波乱傾向が強い。

前走勝ち馬は[1−0−1−4]、2〜4着は[0−0−1−11]で不振。前走好走馬は人気になるが過信禁物。前走京王杯SC15着、米子S15着から連対したように惨敗馬も狙えるが、穴で前走6着前後に負けた馬に注意。トップハンデは[2−1−2−3]で連対した3頭は5、7、13番人気。昨年はマイルCS勝ち馬サダムパテックがトップハンデ58キロを背負って直線一気を決めた。人気がなくても注意。

レッドアリオンは2走前にマイラーズCを勝って重賞初制覇。前半3F35.3秒のスローペースで3番手からメンバー5位タイの32.9秒で抜け出した。前残りの展開で3番手で流れに乗れたことが大きかった。以前は出遅れることが多かったが、近走は先行抜け出しが板についてきている。前走安田記念は先行して伸び切れず0.7秒の8着に終わった。G2勝ち馬のため、ハンデは57.5キロ。今の重い馬場がどう出るか。

カレンブラックヒルは3走前に小倉大賞典を2番手から早めに先頭に立って押し切り、1分48秒3(重)で制した。大阪杯は2番手から伸び切れず8着、前走安田記念は後方から追い込んで0.5秒差の7着に終わった。渋った馬場でG3以下なら[4−0−0−0]で勝率100%。馬場が渋るとプラスに働きそうだが、土日は晴時々曇りの予報。良馬場でも今の時計の掛かる馬場は合うというイメージで人気を集めそうだ。

前走米子S2着のオリービン、前走湘南S(1600万)を勝ったダローネガ、前走洛陽S3着のトーセンレーヴ、谷川岳S3着馬アルバタックス、前走パラダイスSを勝ったスマートオリオン(Mデムーロ)、同5着のネオウィズダム(ルメール)、2走前に多摩川S(1600万)を勝ったオツウ、芝に戻ってきたメイケイペガスター、中京記念4、2、2着のミッキードリーム、前走米子S5着のナリタスーパーワンなど。

オリービンは芝1600m[3−5−0−10]でポートアイランドS1着、米子S2着がある。1週前に坂路で1番時計をマーク。昨年の中京記念は0.2秒差の5着。橋口厩舎はレッドアリオンと2頭出し。ダローネガは芝1600m[2−3−1−9]で重賞ではデイリー杯2歳S2着、富士S4着がある。前走から2キロ減の55キロで出走できる。ナリタスーパーワンは芝4戦目、叩き3戦目。近親にゼンノロブロイがいる一族。

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