アイビスSD
レース展望

過去10年で1番人気は[3−1−0−6]で4連対。前走連対した馬は[2−1−0−3]、前走4着以下は[1−0−0−3]。2番人気は[1−1−1−7]で2連対、3番人気は[1−3−1−5]で4連対。05〜10年は必ず6番人気以下が連対して荒れたが、11年以降の連対馬8頭のうち7頭が5番人気以内。最近5年の馬連は48倍、14倍、34倍、10倍、23倍で中穴決着が多い。

牡馬は[3−6−5−84]、牝馬は[7−4−5−50]で牝馬が勝つことが多い。最近2年は1番人気の牡馬が制したが、夏に強い牝馬の激走に注意。1、3、4枠は[0−1−1−53]で1連対のみ。2枠は[2−1−3−12]で3連対。内枠に入った馬は2枠を除き不振傾向。7枠は[3−2−4−17]で5連対、8枠は[3−3−1−18]で6連対。開幕週でも外枠に連対馬が集中している。

セイコーライコウは直線1000m[2−0−0−1]の巧者。昨年のアイビスSDは前半は中団後ろに控え、馬なりで先頭に並びかけるとメンバー3位タイの31.9秒で抜け出し重賞初制覇。韋駄天Sを馬なりで楽勝したのはダテではなく、コース適性の高さを示した。今年8歳になったが、シルクロードS3着、韋駄天S5着(58キロ)、函館スプリントS4着と掲示板を確保している。函館スプリントS4着からアイビスSDというのは昨年と同じだが、今年は1キロ重い57キロを背負う。昨年と同様に高齢馬不振のデータを覆すか。

リトルゲルダは昨年北九州記念とセントウルSを連勝し、サマースプリントシリーズを制した。その後は香港スプリント14着、オーシャンS6着、高松宮記念16着、ヴィクトリアマイル11着と不振が続いている。直線1000mは[2−1−2−1]でアイビスSDでは54キロを背負って0.7秒差の3着、0.2秒差の4着がある。今年は前2年より2キロ重い56キロを背負う。この点がどう出るか。芦毛の牝馬で夏場を得意にしており、7〜9月は[5−1−2−1]で4着以内を確保。鮫島厩舎はマコトナワラタナと2頭出し。

前走函館スプリントS2着のアースソニック、前走函館スプリントS3着のレンイングランド、昨年のスプリンターズS5着馬ベルカント、韋駄天S勝ち馬フレイムヘイロー、同4着のヘニーハウンド、昨年の京阪杯3着馬サカジロロイヤル、新潟芝で2戦2勝のサフィロス、直線1000mで3勝しているアンゲネームなど伏兵は数多い。駿風Sを勝ち、韋駄天Sで2着に入ったネロは回避する模様。重賞&コース実績のあるセイコーライコウ、リトルゲルダは昨年のアイビスSDより斤量が重くなっている。伏兵が激走する余地はありそうだ。

アースソニックは直線1000m[0−0−3−0]で昨年のアイビスSDは0.1秒差の3着に入った。3着が多い馬は、何度も3着に来ることが多い。中竹厩舎は先週の函館2歳Sをブランボヌールで制した。レンイングランドは前走函館スプリントSで追い込んで12番人気で3着に激走した。母マリンフェスタはアイビスSD2着馬。アイビスSDは馬格のある軽量馬が激走する傾向があるが、500キロの大型馬が53キロで出走できる。鞍上は先週5勝し逆転で福島リーディングに輝いた北村宏騎手。暑い時期だけに芦毛は要注意か。

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
中京記念 馬連17,070円、栗子特別 馬連・3連単18,250円的中!
穴馬は中京記念・アルマディヴァン、栗子特別・アートフェスタ激走!

◆MR予想(万馬券MR)
中京記念 馬連17,070円 3連単256,590円的中!穴馬アルマディヴァン激走!
昨年のアイビスSDとクイーンSは3連単万馬券的中!今週も大きそうだよ!(笑)

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