神戸新聞杯
レース展望
菊花賞トライアル。０７年に外回りの２４００ｍに変更された。過去１０年で１番人気は［６−２−０−２］で８連対。前走ダービーを勝った馬は［４−２−０−０］だが、今年はドゥラメンテが骨折で休養中。２番人気は［１−１−４−４］で２連対、３番人気は［２−２−１−５］で４連対。連対馬１６頭が５番人気以内、残る４頭は７、７、８、８番人気。９番人気以下は［０−０−１−６７］で３着止まり。最近３年は人気薄が連対し、馬連は５２倍、１７倍、２４倍で中穴決着が続いている。今年はダービー１〜３着馬の出走がない。
連対馬１４頭が前走３着以内、１７頭が前走５着以内。前走ダービーで５着以内に入った馬が活躍している。最近２年は前走１０００万条件で連対した馬が７番人気で２着、９番人気で３着に入った。Ｇ２でも前走条件戦出走馬が激走している点に注意。６番人気以下で３着以内に入った７頭は６、６、７、７、８、８、９番人気。穴で６〜９番人気に注意。今年は重賞で連対がある馬がリアルスティールとタガノエスプレッソしかおらず、ダービーで５着以内に入った馬はリアルスティールしかいない。今年は前走条件戦出走馬の激走に注意。
リアルスティールはキャリア１戦で臨んだ共同通信杯でドゥラメンテに勝ったが、スプリングＳは２着、皐月賞は２着、ダービーは４着に終わった。皐月賞は５番手からメンバー２位タイの３４．５秒で早めに抜け出したが、ドゥラメンテに並ぶ間もなく交わされた。３着キタサンブラックは先週セントライト記念を制した。ダービーは福永騎手が後方に控えて追い込むレースをしたが、直線で伸び切れず０．６秒差の４着。何がいけなかったのか。レース後に左前脚第１指骨の剥離骨折が判明した。骨折は軽度で予定通り神戸新聞杯で復帰。同距離のダービーで４着に終わり、骨折明けでも１番人気。まさに高リスク低リターンか。ラングレーの全弟。まずは最終調教で動き、馬体、気配を確認したい。あとは枠順。社台の馬をＪＲＡがどの枠に入れてくるか。
キロハナは新馬、つばき賞を連勝したが、左前トウ骨遠位端骨折を発症し春は全休。つばき賞は後方からメンバー最速の３３．４秒で大外一気を決めた。直線では軽く仕掛けただけで最後はまだ余力があった。２着ダノンリバティは毎日杯で２着、３着マキシマムドパリはフローラＳで３着に入った。父ディープインパクト、母の父キングカメハメハ、祖母ノースフライト。ノースフライトは［８−２−０−１］で安田記念、マイルＣＳを制した名牝。ノースフライトの一族からはまだ重賞勝ち馬が出ていない。池江厩舎は先週のセントライト記念にダービー２着馬サトノラーゼン、小倉記念２着馬ベルーフを出走させている。サトノラーゼンは控えるレースをして１番人気を裏切った。そのあたりが匂うが、どんなものか。まずは馬体の成長と仕上がりを確認したい。
京都新聞杯３着馬アルバートドック、５００万＆１０００万条件を連勝したマッサビエル、ワンダーアツレッタ、前走初芝で１６００条件（重）を逃げ切ったリアファル、前走１０００万条件を逃げ切ったティルナノーグ、京都新聞杯４着馬トーセンバジル、デイリー杯２歳Ｓ勝ち馬タガノエスプレッソなど伏兵は数多い。アルバートドックは同コースのゆきやなぎ賞を勝っている。京都新聞杯ではサトノラーゼンに０．１秒差の３着からも通用する下地はある。松田博調教師は最後の菊花賞。最近人気薄で激走が目立つ藤岡康騎手が持ってくるか。マッサビエルは［３−１−０−０］で勝った３戦の上がりはメンバー最速。阪神は初めてになるが、外回り向きの末脚がある。父ハービンジャー、母メジロルルド、祖母は名牝メジロドーベル。名牝馬券があるかもしれない。
★先週の予想結果
◆競馬道場（競馬アナリストＧＭ）
ローズＳ 馬連１，７６０円的中！穴馬タッチングスピーチ（７人）優勝！
◆ＭＲ予想（万馬券ＭＲ）
ローズＳ 馬連１，７６０円 ３連複３，６７０円的中！厳選予想３戦３勝！
穴馬はタッチングスピーチ（７人）、イースターパレード（７人）激走！
ＷＡＫＵＷＡＫＵ競馬道場
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