シリウスS
レース展望
07年に距離が2000mに変更された。過去8年で1番人気は[3−1−1−3]で4連対。3歳馬は[1−0−0−2]、7歳馬は[0−0−0−1]、58キロ以上は[0−0−1−1]で不振。56〜57.5キロは[2−1−0−0]で連対率100%。2番人気は[1−0−1−6]で1連対、3番人気は[1−3−0−4]で4連対。連対馬16頭のうち13頭が5番人気以内、残る3頭は6、6、8番人気。最近5年は全て5番人気以内で決着し、馬連は14倍、49倍、25倍、31倍、8倍で中穴決着が多い。
連対馬の脚質別連対数は、逃げ0先行6、差し5追込5。阪神ダ2000mは前に行った馬が残りやすいが、逃げ馬は3着以内がなく不振。最近は先行馬と好位差し馬が活躍している。ある程度前につけられる馬を重視。タフなレースになると追い込みが決まる。55キロ[0−0−3−19]、56キロ[2−2−1−17]、56.5〜57キロ[0−4−0−9]、57.5〜58キロ[1−2−2−4]、58.5キロ以上[0−0−1−3]。56〜57キロは5番人気以内なら[2−4−1−9]。58.5キロ以上は不振。
ナムラビクターは阪神ダ2000m[2−1−0−0]で昨年のシリウスSでクリノスターオーに0.1秒差の2着がある。前2走はMデムーロ騎手が騎乗し、アンタレスSは0.1秒差の3着、平安Sは0.4秒差の4着に終わったが、どちらのレースも逃げ馬と2番手につけた馬で前残り決着だった。アンタレスS→平安S→シリウスSというのは昨年と同じでハンデも同じ58キロ。6歳馬だけに大きな上積みは期待しにくいが、阪神ダートでは[3−1−2−0]で複勝率100%。良馬場で上がりが掛かる展開になるかがカギ。
ダノンリバティは初ダートのレパードSで中団から早めに押し上げて2着に入った。前走BSN賞は6番手から早めに動いてメンバー2位の36.6秒で差し切り、1分49秒5(不良)の好タイムで快勝。ハンデ53キロだったとはいえ、ダート適性の高さを示す強い内容だった。近親にヴァーミリアンがいるスカーレット一族。この一族はダート走るが、ダノンリバティはダート2戦目の前走パフォーマンスを一気に引き上げた。ハンデは前走より2キロ重くなるが、55キロならまだ軽い。音無厩舎はランウェイワルツと2頭出し。
昨年のみやこS2着馬ランウェイワルツ、前走初ダートでオークランドRCTを勝ったアウォーディー、前走帝王賞5着のニホンピロアワーズ、初ダートのトウケイヘイロー、東海S2着馬グランドシチー、仁川S勝ち馬マルカプレジオ、昨年のシリウスS3着馬トウシンイーグルなど。3歳馬は1頭、4歳は2頭、5歳馬は2頭しかおらず、6歳以上の高齢馬が多い。重賞未勝利の3〜5歳馬が重賞初制覇を飾ってもおかしくない。ランウェイワルツは2走前のKBC杯圧勝が強い内容。前走3着でハンデは56キロ。阪神ダ2000mに強いゴールドアリュール産駒。
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