ＡＲ共和国杯
レース展望
Ｇ１の谷間に行われる長距離ハンデ重賞。過去１０年で１番人気は［２−１−１−６］で３連対。Ｇ１、Ｇ２で連対がある馬は［０−１−１−３］で唯一連対したのは菊花賞馬でジャパンＣ２着があるオウケンブルースリ。Ｇ１、Ｇ２実績があり堅そうな馬ほど不振に終わる傾向がある。２番人気は［３−３−１−３］で６連対、３番人気は［３−１−２−４］で４連対。最近５年の連対馬１０頭のうち９頭が４番人気以内、最近５年は馬連は９倍、１６倍、１０倍、５０倍、１５倍で４年が１０倍台までに収まっている。
トップハンデは［２−３−２−９］で５連対。１番人気で５８．５キロ以下なら［１−１−１−０］。４番人気以内は［１−３−２−３］だが、５番人気以下は［１−０−０−６］で１１番人気の１連対のみ。人気にならないトップハンデは不振。今年のトップハンデは５８キロのサトノノブレス。５２キロ以下は［０−０−４−２８］、５３キロは［１−０−０−１７］で不振傾向。５６〜５７．５キロは［７−５−３−４２］で半数以上を占める。最近の傾向から５６〜５７キロを背負った上位人気馬を重視したい。
ゴールドアクターは昨年の菊花賞３着馬。今年夏に復帰すると１０００万、１６００万条件を連勝した。前走オクトーバーＳはトップハンデ５７．５キロを背負い、３番手からメンバー最速の３３．４秒で抜け出して２分２５秒８で快勝。前半５Ｆ６２．０秒のスローペースで勝ちタイムは遅いが、ラスト３Ｆを高速ラップでまとめて楽勝した。芝２２００〜２６００ｍは［４−２−０−１］で青葉賞０．１秒差の４着を除き連対を確保。今年活躍が目立つスクリーンヒーロー産駒。ハンデは５６キロ。勝てば中川厩舎は重賞初制覇になる。
プロモントーリオは前走１年４ヶ月ぶりに出走したオルフェーヴルＭ（１６００万）を中団からメンバー最速の３３．５秒で差し切って１分５８秒２で優勝。馬体は１２キロ増えていたが、距離不足の芝２０００ｍで久々を感じさせない走りを見せた。東京芝２４００〜２５００ｍは［２−１−１−０］でメトロポリンタンＳ（５４キロ）でラブリーデイの２着、目黒記念（５４キロ）でタイム差なしの３着がある。Ｍデムーロ騎手から昨年フェイムゲームで制した北村宏騎手に乗り替わる。長期休み明けで激走した反動がないことが条件。
目黒記念２着馬レコンダイト、同４着馬メイショウカドマツ、青葉賞馬レーヴミストラル、１３年の青葉賞馬ヒラボクディープ、昨年の日経新春杯勝ち馬サトノノブレス、昨年のダービー３着馬マイネルフロスト、京都記念２着馬スズカデヴィアス、昨年の目黒記念２着馬ラブイズブーシェ、前走新潟記念４着のロンギングダンサーなど伏兵は数多い。レコンダイトは目黒記念で２着に激走したが、その後は七夕賞１２着、京都大賞典８着と精彩を欠いている。Ｍデムーロ騎手からテン乗りの柴田善騎手に乗り替わる。枠順とスタートがカギ。
メイショウカドマツは目黒記念で逃げて見せ場を作って０．３秒差の４着に粘った。東京芝は［２−０−１−１］でダイヤモンドＳ３着がある。ハンデは目黒記念と同じ５５キロ。レーヴミストラルは青葉賞を後方からメンバー２位の３３．７秒で差し切った。２着タンタアレグリアは菊花賞で４着に入った。距離＆コースは合うが、休み明けでどこまで仕上がってくるか。ロンギングダンサーは２走前に１６００万条件で大外一気を決め、前走新潟記念でメンバー最速の３３．９秒で追い込んで４着。展開待ちだが、どこまで突っ込めるか。
★先週の予想結果
◆競馬道場（競馬アナリストＧＭ）
天皇賞(秋) 馬連７，３４０円、スワンＳ 馬連・３連単１２，８３０円的中！ＷＩＮ５的中！
穴馬はステファノス（大穴◎）、オメガヴェンデッタ、マイネグレヴィル激走！
天皇賞(秋)とスワンＳの有力馬診断を事後公開中！
◆ＭＲ予想（万馬券ＭＲ）
スワンＳ 馬連・３連複２，７１０円、福島民友Ｃ 馬連１，４６０円的中！ＷＩＮ５的中！
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