阪神カップ
レース展望

過去9年で1番人気は[2−1−0−6]で3連対。最近5年は5、10、7、7、7着で不振が続いている。日本馬は3歳以降に芝1400mで重賞3着以内またはOP特別勝ちがある牡馬なら[2−1−0−2]で連対率60%。2番人気は[1−0−1−7]で1連対、3番人気は[1−1−0−7]で2連対。3番人気以内の決着はない。6〜9番人気が6連対、10番人気以下が4連対で人気薄が半数以上を占める。最近5年の馬連は30倍、56倍、131倍、138倍、92倍。3連単は21〜49万馬券。かなり波乱傾向が強い。

年齢別では3歳[1−3−2−24]、4歳[1−2−3−25]、5歳[3−1−2−36]、6歳[3−3−1−31]、7歳[1−1−0−11]、8歳以上[0−0−0−6]で6歳馬が活躍。1、2番人気の4歳馬は[0−0−0−4]で不振が続いている。7歳以上の高齢馬は11年以降3着以内がなく不振。1〜3着馬27頭のうち25頭に芝1600mで連対があった。ハイペースになりやすく、1200mを走った後にもう1F踏ん張る底力が要求される。スプリンターも出走するが、芝1600mで連対がある馬に注目。

ビッグアーサーはデビューから全て芝1200mを使われて[6−2−0−0]。前走京阪杯は7番手からメンバー最速の32.8秒で伸びたが、先に抜け出したサトノルパンを捕まえられず頭差の2着。直線で捌くのに手間取り、脚を余している。今回は初めての芝1400m。これまでのレースぶりから1400mならこなせそうなイメージ。ちなみに父サクラバクシンオーは芝1200m[6−0−0−1]、芝1400m[4−0−0−0]。今年は例年よりメンバーが揃っていないため、ここも断然人気になりそう。あっさりもあるか。

ウリウリは芝1400m以下では[2−2−1−2]で5着以内を確保。距離を短くしてからは安定して走っている。前走スプリンターズSは後方からメンバー2位タイの33.1秒で外から伸びて0.2秒差の5着。勝ったストレイトガールと同じ上がりを繰り出しているが、4コーナーから直線で外を回ったことが堪えた。芝1400m[1−1−1−1]で阪神では阪神牝馬S2、3着、阪神カップ4着がある。休み明けは[1−2−2−3]でこれまでの成績から2ヶ月程度なら問題ないか。仕上がり次第で昨年以上がありそう。

CBC賞2着以来となるダンスディレクター、前走オーロCを勝ったロサギガンティア、前走キャピタルSを勝ったサンライズメジャー、前走タンザナイトSを勝ったテイエムタイホー、セントウルS勝ち馬アクティブミノル、昨年の阪神カップ3着馬ダイワマッジョーレ、昨年のマイルCS勝ち馬ダノンシャークなど。ダンスディレクターは芝1400m[3−2−1−3]で嵌ったときには強烈な脚を使う。CBC賞ではウリウリに半馬身差の2着。対ウリウリで斤量関係は不利だが、休み明けでも激走に注意。テイエムタイホーは昨年以降阪神芝で3戦3勝。前走タンザナイトSを好位から抜け出して1分20秒7で勝っている。前残りに注意。

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