京都金杯
レース展望

過去10年で1番人気は[1−3−0−6]で4連対。1〜3枠は[1−2−0−2]だが、4〜8枠は[0−1−0−4]で1連対のみ。外枠に入った1番人気は過信禁物。2番人気は[0−1−3−6]で1連対、3番人気は[2−2−0−6]で4連対。ハンデ戦らしく6番人気以下が8連対と多い。最近5年の馬連は44倍、13倍、21倍、24倍、23倍で中穴決着が多い。6〜9番人気を絡めて20倍前後を狙うのが妙味。

トップハンデは[1−2−1−12]で3連対。1番人気は[0−1−0−3]、2〜5番人気は[1−0−0−2]、6番人気以下は[0−1−1−7]で人気馬も不振に終わっている。10年はワンツーを決めたが、トップハンデが5頭もいた。今年のトップハンデは57.5キロのトーセンスターダムとダイワマッジョーレ。6番人気以下で連対した8頭のうち6頭が逃げ先行馬で道中3番手以内につけていた。穴で前残りに注意。

トーセンスターダムは京都芝[4−0−0−2]、G3以下では[4−0−0−0]。昨年秋は毎日王冠が0.4秒差の5着、カシオペアSは好位から差し切って優勝。前走マイルSは初の芝1600mだったが、3番手から早めに抜け出して見せ場を作り0.5秒差の7着。芝1600mに対応できることを示した。トップハンデ57.5キロを背負うが、58.5キロを背負ったランヴェットS(豪G1)で2着がある。デビューからチャレンジCまで8戦連続騎乗した武豊騎手に戻る。過去10年の京都金杯で武豊騎手は[0−1−1−7]。

エキストラエンドは京都芝1600m[1−1−1−2]で5着以内を確保。京都金杯では一昨年が後方からメンバー最速の33.5秒で差し切って優勝(55キロ)、昨年が中団からメンバー2位の33.3秒で内から伸びてクビ差の2着(57キロ)。昨年は京都金杯2着の後不振が続いていたが、前走京成杯AHで好位の内からメンバー8位の34.3秒で伸びてハナ差の2着に入った。1〜3月は[3−2−0−5]でこの時期に走るタイプ。休み明けのため、仕上がりがカギ。鞍上は昨年の有馬記念をゴールドアクターで制した吉田隼騎手。

京都芝[4−1−1−2]のウインプリメーラ、前走スワンS3着のオメガヴェンデッタ、昨年の鳴尾記念&関屋記念2着馬マジェスティハーツ、前走チャレンジC3着のシベリアンスパーブ、重賞2勝の実力馬ダイワマッジョーレ、前走タンザナイトS2着のミッキーラブソング、前走京阪杯5着のエイシンブルズアイ、前走阪神カップ16着から連闘できたテイエムタイホーなど。ウインプリメーラは小倉記念で3着がある。京都芝外1600m[1−1−1−1]。好位からしぶとい脚を使えるタイプ。開幕週の馬場を味方に粘り込むか。

オメガヴェンデッタは京王杯SC3着、キーンランドC4着、スワンS3着と重賞で善戦している。芝1400mは[2−0−3−1]、芝1600mは[0−0−1−1]。距離克服が課題になるが、前走スワンS(G2)で3着に入った馬が1キロ減の55キロで出走できる。過去10年の京都金杯で岩田騎手は[2−1−4−2]。今開催は全てAコースで行われる。昨年秋の京都はA→B→Cコースを使われており、Aコース使用は11月2日以来となる。京都金杯では内枠から内を通った馬が活躍している。穴で内枠に入った馬に注意。

WAKUWAKU競馬道場
競馬アナリストGM

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