阪急杯
レース展望

過去10年で1番人気は[1−2−2−5]で3連対。単勝1倍台は[1−0−0−1]、2倍台[0−2−2−2]、3倍台[0−0−0−2]。芝1200mのG1勝ちがない馬は不振傾向。2番人気は[3−1−2−4]で4連対、3番人気は[2−3−0−5]で5連対。連対馬17頭が5番人気以内、残る3頭は7、8、11番人気。最近5年の馬連は12倍、42倍、5倍、36倍、33倍で中穴決着が多い。

連対馬20頭のうち前走連対は7頭のみ。前走10着以下から6頭が連対しており、前走重賞なら着順不問。最近は前走重賞で4着前後に負けた馬の巻き返しが目立つ。前走重賞以外は1連対のみ。年齢別では4歳[2−4−6−23]、5歳[6−2−2−32]、6歳[1−2−2−37]、7歳以上[2−1−0−37]。5歳馬は4番人気以内[5−2−1−5]、5番人気以下[1−0−1−23]。人気の5歳馬に注目。

ミッキーアイルは昨年の阪急杯で58キロを背負い、ダイワマッジョーレ(56キロ)にハナ差の2着。高松宮記念3着、スプリンターズS4着と勝ち切れないが、休み明けでも坂路で好タイムを連発している。今年は57キロ。鞍上はテン乗りの松山騎手。乗り難しい馬。レッツゴードンキは昨年の桜花賞馬。オークス、秋華賞で惨敗し、今年はマイル以下の路線。1週前に坂路で1番時計を出している。母マルトクはダート短距離馬。

ミッキーラブソングは芝1400m[3−2−0−2]、阪神では[2−1−0−0]。前走京都金杯3着でG3にメド。橋口厩舎の管理馬。先週の小倉大賞典は松田博厩舎のアルバートドックが優勝。小牧騎手の渾身の騎乗で重賞Vがあるかもしれない。オメガヴェンデッタは芝1400mの京王杯SCとスワンSで3着がある。前2走は6キロ増、8キロ増。時期的に絞りにくいが、攻めは強化している。鞍上はテン乗りの武豊騎手。

昨年の阪急杯勝ち馬ダイワマッジョーレ、14年のマイルCS勝ち馬ダノンシャーク、昨年の函館スプリントS勝ち馬ティーハーフ、前走東京新聞杯3着のマイネルアウラート、前走洛陽S3着のケントオー、芝1400m[3−2−1−1]のブラヴィッシモなど。ダイワマッジョーレは芝1400m重賞[2−1−1−4]。昨年勝ったレースで目覚めるか。ダノンシャークは前走阪神カップで15着に終わったが、直線で前が壁になって追えなかったもの。昨年の阪急杯は58キロを背負って5着。今年は57キロで出走できる。

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