マーチS
レース展望

過去10年で1番人気は[1−0−2−7]で1連対のみ。57.5キロ以上は[1−0−1−0]だが、57キロ以下は[0−0−1−7]。単勝3倍以上は[0−0−1−5]。57キロ以下、単勝3倍以上は不振。2番人気は[2−1−1−6]で3連対、3番人気は[1−0−2−7]で1連対。

6番人気以下が13連対と多く、馬連は5回が万馬券。最近5年の馬連は146倍、828倍、20倍、20倍、65倍。ハンデ戦でかなり波乱傾向が強い。459キロ以下は[0−1−0−6]、460〜479キロは[1−0−2−26]。連対馬18頭が480キロ以上。馬格のある馬を重視したい。

54キロ以下は[0−1−0−34]で54キロの1連対のみ。55キロは7連対、56キロは5連対。57キロは[0−1−1−17]だが、57.5〜59キロは[5−1−3−15]で6連対。最近3年の連対馬は全て56キロ以上を背負っていた。ハンデ戦でも重ハンデ馬が活躍している。

前走から斤量が増えた馬は[4−4−4−31]で8連対。ハンデ戦でも斤量が増えた馬が活躍している。前走から斤量が増えて57.5〜58キロになった馬は[3−1−3−11]で4連対。今年はクリノスターオーが該当するが、前走から2キロ増の58キロはトップハンデ。

過去3年のマーチS勝ち馬グランドシチー、ソロル、マイネルクロップが揃ったが、3頭ともマーチSを勝ったときよりも重いハンデを背負う。ハンデ重賞は芝の新潟大賞典もそうだが、重賞未勝利馬が初勝利を挙げることが多い。今年は16頭のうち14頭が6歳以上、残る2頭は4歳馬。そのあたりも考慮したい。

今年は3連勝中のバスタータイプ、前走仁川S2着のドコフクカゼ、重賞3勝の実力馬クリノスターオーが人気を集めそう。バスタータイプは前走総武Sを勝ち、今回は1キロ増の56キロ。クビ差の2着イッシンドウタイ、0.4秒差の3着サンマルデュークは前走から1.5キロ減の56.5キロ。

イッシンドウタイは中山ダ1800m巧者。昨年のマーチSでは56キロを背負って頭差の2着に入った。7歳馬で上積みは見込みにくいが、総武Sでバスタータイプとは3キロ差あったが、今回は0.5キロ差になる。伊藤圭厩舎は勝てば03年のマーチSを勝ったスマートボーイ以来13年ぶりの重賞制覇となる。

[Home]