ダービー卿CT
レース展望
過去10年で1番人気は[2−1−0−7]で2連対。前走連対した馬が4歳馬なら[2−1−0−0]。単勝2倍台は[0−0−0−3]。堅そうな馬ほど不振に終わる傾向がある。2番人気は[0−1−1−8]で1連対、3番人気は[1−1−0−8]で2連対のみ。
6番人気以下が9連対と多く、8年で連対している。最近5年の馬連は60倍、57倍、19倍、91倍、16倍で中穴決着が多い。ハンデ戦で波乱傾向が強い。連対馬20頭のうち15頭が前走5着以内。前走7着以下から5頭が連対しており、前走OP以上なら着順不問。
年齢別では、4歳[3−6−2−35]、5歳[6−2−4−26]、6歳[1−0−2−37]、7歳以上[0−2−2−32]で4、5歳馬が活躍。5歳で連対した8頭のうち4頭が7番人気以下。穴で5歳馬に注意。6歳以上は1勝のみ。高齢馬が勝つことは稀。
サトノアラジンは昨年エプソムCと富士Sで2着、マイルCSで0.2秒差の4着に入った。エプソムCではエイシンヒカリ、富士Sではダノンプラチナとクビ差の接戦をしている。マイルCSは直線でスムーズさを欠き、少し脚を余した。前走香港カップは見せ場なく11着に惨敗。
中山芝1600mでは昨年の春興Sをメンバー最速の32.7秒で差して勝っている。重賞未勝利馬だが、G3では能力上位。ハンデ57キロは妥当なところ。香港遠征明けのため、ハンデG3で陣営がどこまで仕上げてくるか。ルメール騎手とは[2−2−0−1]で好相性。
ダッシングブレイズは1000万、1600万、リゲルSを3連勝。前走東京新聞杯は直線で内ラチに接触して浜中騎手が落馬し競走中止。芝1600mは[5−2−0−2]、前走を除き直線に坂のあるコースでは[5−2−0−0]で連対率100%。戸崎騎手が騎乗する。
キャンベルジュニアは[4−1−0−1]でラジオNIKKEI賞15着を除き連対を確保。前走関門橋Sは2番手から抜け出して3馬身半差で圧勝。中山芝1600mは1000万条件を1分33秒4で勝っている。昇級戦でハンデは54キロ。馬主は吉田和美氏。テン乗りの川田騎手に乗り替わる。
中山巧者のロゴタイプ、重賞6勝のクラレント、前走京都牝馬S2着のマジックタイム、前走東京新聞杯2着のエキストラエンド、ニューイヤーS勝ち馬ダイワリベラル、前走東風Sを勝ったインパルスヒーロー、前走阪神カップ4着のサンライズメジャー、昨年の京成杯AH勝ち馬フラアンジェリコなど。
トップハンデ58キロのロゴタイプは富士S3着(58キロ)、クラレントは安田記念3着(58キロ)がある。過去10年で58キロは[0−0−0−7]で不振。マジックタイムは前走昇級戦の京都牝馬Sで右回りをこなして2着。過去10年で牝馬は[0−1−0−11](2着コイウタ)で1連対のみ。
エキストラエンドは昨年ダービー卿CTが4着、京成杯AHが2着。今回も立ち回り次第か。ダイワリベラルは中山芝1600mで2戦2勝。三浦騎手に乗り替わる。インパルスヒーローは前走東風Sを勝ったが、同斤の56キロで出走できる。昨年のダービー卿CTは3着。田中勝騎手は現在1699勝、重賞49勝。
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