ニュージーランドT
レース展望

過去10年で1番人気は[5−1−1−3]で6連対。1〜5番枠に入った馬は[3−0−1−1]、13番枠より外枠は[1−0−0−2]。コースロスのある外枠に入った馬は危険。2番人気は[1−2−3−4]で3連対、3番人気は[0−1−1−8]で1連対。6〜9番人気が4連対、10番人気以下が3連対。

09年以降に中山で行われた6年の連対馬12頭のうち11頭が5番人気以内、残る1頭が7番人気。馬連は15倍、7倍、10倍、15倍、14倍、29倍で荒れても20倍台までに収まっている。連対馬17頭が前走5着以内。前走6〜9着から連対した3頭は前走重賞出走。前走10着以下は[0−0−0−24]で不振。

中山芝1600mはコースロスのある外枠が不利。8枠は[1−0−1−19]で連対は1番人気のサンライズプリンスのみ。内枠に連対馬が集中しているが1枠は[1−0−0−17]で不振傾向。2枠は[2−3−3−11]、3番人気以内なら[1−2−2−1]で複勝率83%。内めの枠に入った人気馬に注目。

アストラエンブレムは全て芝1600mを使われ[2−1−1−1]。重賞ではサウジアラビアRC3着、シンザン記念4着がある。前走フローラルウォーク賞はスローペースで逃げ切り勝ち。以前は後方から差すレースをしていたが、シンザン記念は好位、前走は逃げ切りとここにきて前につけられるようになっている。

シンザン記念2着のジュエラーはチューリップ賞2着、3着シゲルノコギリザメはアーリントンC3着、6着レインボーラインはアーリントンC1着と重賞で結果を出している。トリッキーな中山で好位につけられるのは強みになるが、シンザン記念は好位から伸び切れなかった。このあたりをどう考えるかがカギ。

レインボーラインは東スポ杯2歳S9着、シンザン記念6着と重賞で善戦止まりが続いていたが、前走アーリントンCを大外から早めに選出し、メンバー4位タイの34.6秒で激しい叩き合いを制した。2着ダンツプリウス、5着アーバンキッドとは同じ上がり。それでも競り勝つところがMデムーロ騎手の上手さか。

芝1600mは[2−0−0−1]で坂のある阪神では2戦2勝。前走重賞を勝ったが、他馬と同じ56キロで出走できる。トリッキーな中山でMデムーロ騎手から乗り替わるテン乗りの内田博騎手がどう乗るかがポイント。過去10年のニュージーランドTで459キロ以下は[0−2−3−40]で2連対のみ。

前走アーリントンC2着のダンツプリウス、京王杯2歳S勝ち馬ボールライトニング、前走ファルコンS4着のマディディ、同8着のショウナンライズ、前走毎日杯6着のディープエクシード、前走スプリングS8着のハレルヤボーイ、前走前走黄梅賞を勝ったサーブルオール、前走500万条件を勝ったキャプテンペリー、カープストリーマーなど。

ダンツプリウスは中山芝1600mのジュニアCでアーバンキッド(毎日杯2着)に勝っている。ガツンと切れる脚はないが、相手なりに堅実に走るタイプ。ハレルヤボーイは中山芝1600mの未勝利戦で豪快な大外一気を決めている。メンバー弱化、距離1F短縮でどこまで変わるか。過去10年で牝馬は[0−0−1−11]だが、カイザーバルが桜花賞の抽選に落ちて出走したら注意したい。

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
ころがしPJ Mデムーロ単勝バージョン 回収率672%

◆MR予想(万馬券MR)
伏竜S 馬連440円、3連単5,230円など的中!

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