アンタレスS
レース展望
過去10年で1番人気は[2−4−2−2]で6連対。前走重賞連対馬は[1−4−1−0]だが、前走3着以下は[0−0−1−1]で3着止まり。2番人気は[3−2−2−3]で5連対、3番人気は[2−0−3−5]で2連対。連対馬20頭のうち16頭が5番人気以内、残る4頭は6、7、8、11番人気。
馬連は10倍台以下が4回あるが、80〜90倍台が2回、万馬券が1回と波乱も多い。最近5年の馬連は6倍、92倍、3倍、32倍、28倍で中穴決着が多い。連対馬20頭のうち16頭が前走連対、17頭が前走4着以内。前走勝った馬が活躍している。データ的には前走ダートのOP以上で連対した馬を重視。
6番人気以下で連対した4頭のうち3頭は前走マーチS9、11着、チャンピオンズC8着に負けていた。中山の重いダート、またはG1で負けた馬が巻き返すのがパターン。前走負けた先行タイプの巻き返しに注意。今年はダート3戦3勝で重賞2連勝中のアウォーディーが断然人気。この馬の位置づけがポイント。
アウォーディーは芝の条件戦で勝ち切れないレースが続いたが、ダートを使うとオークランドRCT(1600万)、シリウスS、名古屋大賞典を3連勝。シリウスSは中団からメンバー最速の36.6秒で差し切って3馬身差で圧勝。前走名古屋大賞典は2番手から早めに先頭に立ち、2着に2.4秒差をつけて大差勝ち。
母ヘヴンリーロマンスは天皇賞(秋)を勝った名牝。天覧競走で勝利した後の松永幹騎手の最敬礼が印象的。松永幹騎手は引退する日に11R、12Rを2連勝して通算1400勝達成。競馬の神が舞い降りた瞬間を目の当たりにした。アウォーディーの半妹アムールブリエはダート重賞4勝、半弟ラニはUAEダービーを制した。
アウォーディーはオークランドRCTとシリウスSで外から差すレースをしていたが、前走名古屋大賞典は先行して圧勝したことでさらに死角がなくなってきている。前2走より2キロ重い57キロを背負うが、3走前に57キロで勝っている。出遅れたり、スローペースで後方からのレースにならなければ勝つ負け必至か。
アスカノロマンは馬体の増減が激しく成績にムラがあり、重賞でメンバーが強くなると萎縮してまともに走れなかったが、ここにきて馬体の増減がなくなり、東海S1着、フェブラリーS3着と本格化してきた。東海Sは前半5F62.9秒のスローペースで2番手から逃げたモンドクラッセを交わして2馬身差で圧勝。
前走フェブラリーSは中団の後ろからメンバー2位の34.9秒で伸びて0.2秒差の3着。初のダ1600mで位置取りが悪くなったが、直線でノンコノユメと併せ馬で伸びてきた。ダ1800mは[5−2−0−5]だが、阪神ダートは[0−1−0−3]。アグネスデジタル産駒。馬体を見る限り、まだ強くなる余地がある。
昨年のみやこS勝ち馬ロワジャルダン、地方交流重賞4勝の実力馬クリソライト、前走マーチSを勝ったショウナンアポロン、同4着のイッシンドウタイ、同8着のトウショウフリーク、同11着のサンマルデューク、前走アルデバランS2着のトップディーヴォ、同3着のサージェントバッジ(Mデムーロ騎手)、前走1600万条件を勝ったセンチュリオン(ルメール騎手)など。
ロワジャルダン(社台)はチャンピオンズC4着、東海S3着、フェブラリーS5着とG1、G2で善戦止まりが続いている。阪神ダートは初めてだが、右回りのダ1700〜1800mは[5−1−0−0]。先週土曜の中山で落馬負傷した横山典騎手が1番人気のアウォーディー(ノースヒルズ)を負かすためにどう乗るか。
クリソライトは中央のレースに出走するのは14年チャンピオンズC14着以来となる。前走ダイオライト記念は逃げて2連覇を達成。58キロを背負うが、前に行ってどこまで踏ん張るか。ショウナンアポロンは前走マーチSを緩い流れで逃げ切り重賞初制覇。前走から3キロ増の57キロ、メンバー強化と条件は厳しくなる。
イッシンドウタイは前走マーチSで好位から伸び切れず0.3秒差の4着。緩い流れで持ち味を発揮できなかった。アンタレスSを2勝したスマートボーイの伊藤圭厩舎の管理馬。トップディーヴォは休み明けを除きダートでは[4−5−1−1]で4着以内を確保。母の父はデピュティミニスター。四位騎手&昆厩舎のコンビ。
★先週の予想結果
◆競馬道場(競馬アナリストGM)
桜花賞 馬単1,950円(2点) 3連単20,330円(12点)的中![高確信度]
ころがしPJ回収率351%、穴馬は桜花賞・アットザシーサイド激走!
◆MR予想(万馬券MR)
桜花賞 馬連960円 3連単20,330円的中![高自信度]
阪神牝馬S 馬連・3連単3.350円的中!厳選予想2戦2勝!
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