青葉賞
レース展望

過去10年で1番人気は[5−1−1−3]で6連対。単勝1倍台は[1−0−0−1]、2倍台は[3−1−1−0]、3倍以上は[1−0−0−2]。前走勝ち馬が単勝3倍以下なら[2−1−0−0]。2番人気は[1−1−1−7]で2連対、3番人気は[1−0−1−8]で1連対。

6〜9番人気が5連対、10番人気以下が3連対。人気薄の連対が多い。最近5年の連対馬10頭のうち5頭が6番人気以下で馬連は84倍、48倍、305倍、49倍、11倍で中穴以上の決着が多い。穴をあけるのは6〜10番人気。人気馬に人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

連対馬20頭のうち17頭が前走3着以内。前走4着以下から連対した3頭は前走弥生賞6、7着、スプリングS6着。今年は弥生賞組の出走はなく、スプリングS組は2着のマイネルハニーのみ。毎日杯組は[4−1−2−8]、3番人気以内なら[4−0−1−2]だが、今年は出走がない。

東京芝2400mの外枠はコースロスがあり不利。7枠は[0−0−3−24]、8枠は[1−0−2−26]で唯一連対した馬は1番人気のアプレザンレーヴ。7、8枠に入った馬は脚質に関係なく不振が続いている。今年も7、8枠が不振に終わるかどうかは、馬場設定次第になる。

ヴァンキッシュランは[2−3−1−0]で3着以内を確保。2走前の東京芝2400mの500万条件は1位入線もゴール前で斜行して2着に降着。前走アザレア賞は中団からメンバー最速の34.1秒で差し切った。2着ジュンヴァルカンは次走あずさ賞を圧勝した。角居厩舎のディープインパクト産駒。脚捌きに頼りなさはあるが、追って味のあるタイプ。Mデムーロ騎手から内田博騎手に乗り替わる。

アルカサルは新馬戦、水仙賞を2連勝。新馬戦は外から捲って早め先頭から押し切った。水仙賞は後方から早めに捲って4コーナーで先団に取りつき、メンバー最速の34.7秒でまとめて2馬身半差で圧勝。2着は500万条件の番人ヒプノティスト、3着キンショーユキヒメはその後デイジー賞を圧勝した。父ドリームジャーニーでジェベルムーサの半弟。初の左回りの東京で切れ負けしなければ。

前走東スポ杯2歳S2着のプロディガルサン、京成杯&共同通信杯3着のメートルダール、スプリングS2着馬マイネルハニー、2戦2勝のレーヴァテイン、すみれS3着のロスカボス、前走大寒桜賞を勝ったレッドエルディス、前走ゆきやなぎ賞を勝ったノーブルマーズなど。プロディガルサンは5ヶ月ぶりの出走になる。過去10年で中9週以上は[0−0−1−11]。タフな東京芝2400mでデータを覆せれるか。

メートルダールは[2−0−3−0]で追い込んで届かないレースが続いているが、上がりは全てメンバー1、2位。ディーマジェスティが勝った共同通信杯3着馬。ボウマン騎手で新味が出るか。レーヴァテインは堀厩舎のディープインパクト産駒。半兄アプレザンレーヴは青葉賞勝ち馬。3戦連続でルメール騎手が騎乗する。ロスカボスは前3走8、6、3着と精彩を欠いている。祖母はサトルチェンジ。

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