安田記念
レース展望
過去10年で1番人気は[4−0−0−6]で4連対。前走G1は[3−0−0−2]、単勝1倍台なら[2−0−0−0]で勝率100%。単勝2倍以上は[2−0−0−6]で取りこぼす馬が多い。2番人気は[3−1−0−6]、3番人気は[1−3−1−5]で各4連対。6〜9番人気、10番人気以下は各3連対。
最近5年の馬連は122倍、85倍、14倍、187倍、17倍で堅いか波乱両極端。マイル重賞実績馬が揃うが堅くない。人気馬に人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。前走ドバイDF(現ドバイターフ)は3着以内なら[2−0−0−0]。前走京王杯SCは1、2、4、7着馬が連対。4頭とも追い込みだった。
前走マイラーズC勝ち馬は[0−1−0−7]、2着馬は[0−0−0−4]。穴で3着以下に負けた馬に注意。関東馬は[5−2−3−45]、関西馬は[4−7−6−84]。10番人気以下では関東馬[0−1−0−30]、関西馬[0−2−5−41]で関西馬の激走が多い。穴で人気薄関西馬の激走に注意。
モーリスは昨年から7連勝。G1は安田記念、マイルCS、香港マイル、チャンピオンズマイルを4連勝。中団より前につけるレースができており、展開に左右されにくい。香港遠征明けでこれまでと調整過程が違い、テン乗りのTベリー騎手が騎乗する。昨年の安田記念ではヴァンエンヌ(福永騎手)とクビ差の接戦だった。
リアルスティールはデビューから福永騎手が騎乗し[2−4−1−1]で昨年の3冠は皐月賞2着、ダービー4着、2着に終わった。前走ドバイターフはムーア騎手が騎乗しG1初制覇を飾った。共同通信杯でドゥラメンテに勝っているが、芝1600mは初めて。初の58キロを背負って高速決着に対応できるかがカギ。
サトノアラジンは前走京王杯SCでメンバー最速タイの32.4秒で大外一気を決めて重賞初制覇。東京芝は[2−2−1−1]で富士S2着がある。昨年のマイルCSは直線でスムーズさを欠いたが、中団からメンバー4位タイの33.2秒で伸びて0.2秒差の4着。今週も川田騎手がガツンと追って持ってくるか。
昨年のマイルCS3着馬イスラボニータ、マイルCS2年連続2着のフィエロ、マイラーズC2着のダノンシャーク、京王杯SC3着のロサギガンティア、昨年の安田記念3着馬クラレント、ダービー卿CT2着のロゴタイプ、AJCC勝ち馬ディサイファ、前走チャンピオンズマイル2着の香港馬コンテントメントなど。
イスラボニータは東京芝[4−1−3−1]、芝1800m以下[4−0−1−0]で毎日王冠で3着がある。昨年のマイルCSは後方からメンバー最速の33.0秒で内から伸びて0.2秒差の3着。出遅れが響いたが、本来はレース巧者。今年はG2で9、5着と精彩を欠いているが、得意の東京で変わり身に注意。
フィエロは京都[1−5−2−0]、東京[0−0−1−2]。昨年の安田記念は0.4秒差の4着。ルメール騎手に乗り替わってどこまで差を詰められるか。ダノンシャークは安田記念で3、4、10着。3着に入ったときと同じマイラーズCからのステップ。14年のマイルCS勝ち馬が底力を見せるか。鞍上は岩田騎手。
ロサギガンティアは東京芝1600m以下[2−2−1−2]で4着以内を確保。距離1F延長でパフォーマンスを引き上げられるか。Mデムーロ騎手は皐月賞降着後にリズムがおかしくなり、重賞では[0−0−2−5]。クラレントは東京芝1600m[2−0−3−2]。昨年は12番人気で3着。今年も激走がするか。
ロゴタイプはダービー卿CTで2着に入り復調気配。東京では富士S3着がある。ディサイファは初の芝1600mになるが、昨年の毎日王冠2着(イスラボニータに先着)の実績から侮れない。コンテントメントは前走チャンピオンズマイルでモーリスに2馬身差の2着。初の左回りと高速馬場がカギ。当日の馬体重に注意。
今年は12頭の少頭数で確たる逃げ馬が不在。行くとすれば、ロゴタイプ、レッドアリオン、クラレントあたりか。人気のモーリスとリアルスティールは社台だけにロゴタイプが流れを作るか。香港馬コンテントメントは先行タイプ。他馬の出方次第で逃げの手もあるか。社台の運動会に割って入るとすればどの馬か。
★先週の予想結果
◆競馬道場(競馬アナリストGM)
日本ダービー 馬連・3連単4,600円的中![高確信度]◎マカヒキ優勝!
14年の安田記念は◎ジャスタウェイ1着、穴グランプリボス2着(16人気)で馬連18,730円的中!
15年の安田記念は○モーリス1着、▲ヴァンセンヌ2着、穴クラレント3着(12人気)で馬連1,740円、3連複40,690円、3連単127,190円的中!
◆MR予想(万馬券MR)
日本ダービー 馬連・3連単4,600円、京都ハイジャンプ、目黒記念的中!
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