マーメイドＳ
レース展望
過去１０年で１番人気は［２−１−１−６］で３連対。１１年までは連対がなかったが、最近４年は［２−１−１−０］で堅実。勝った２頭は前走１０００万条件勝ち馬と１６００万条件２着馬。前走重賞出走馬は［０−０−１−５］で３着止まり。
２番人気は［２−０−２−６］、３番人気は［１−１−０−８］で各２連対。連対馬１１頭が７番人気以下で９年で連対している。最近５年の馬連は３４倍、１７倍、１８３倍、１２９倍、３６倍。ハンデ戦で波乱傾向が強い。１０番人気以下に注意。
連対馬２０頭のうち前走１着は６頭のみ。６頭は前走条件戦に出走していた。連対馬１０頭が前走条件戦。１２年は前走１０００万条件を勝った２頭がワンツーを決めた。牝馬限定ハンデ重賞は格より調子。前走条件戦を勝った勢いのある軽量馬に注意。
連対馬２０頭のうち１５頭が５３キロ以下。１１年と１３年は５５、５６キロで決着したが、それを除くと５４キロ以下で決着。５６キロは［１−１−１−１２］で２連対のみ。今年のトップハンデは５６キロのシュンドルボンとメイショウマンボ。
シュンドルボンは中山牝馬Ｓで重賞初制覇。前走ヴィクトリアマイルは久々の芝１６００ｍで後方のまま見せ場なく９着。芝１８００ｍは［４−３−０−０］、芝２０００ｍは［０−１−０−２］。今回は芝２０００ｍでトップハンデ５６キロを背負う。
昨年のエリザベス女王杯で０．２秒差の４着に入ったように流れ次第で距離はこなせる。左回りの方が得意だが、中山牝馬Ｓで右回りでも問題ないことを示した。ルージュバックが出走しないことで中山牝馬Ｓよりメンバーは楽だが、距離とハンデがカギ。
ナムラアンは前走都大路Ｓを前半３Ｆ６０．７秒のスローペースで逃げ切った。ラスト３Ｆを１１．０−１１．２−１１．５秒の高速ラップでまとめている。前走牡馬相手に都大路Ｓを勝ったことでハンデは１キロ増の５５キロを課せられた。
京都は［３−２−２−３］、阪神は［１−０−１−２］。休み明けを除き、阪神では未勝利１着、君子蘭賞０．１秒差の３着、大阪城Ｓ０．１秒差の５着。坂が苦手な訳ではない。距離２０００ｍは守備範囲。牝馬限定戦なら勢いで突破するか。
前走パールＳを勝ったリラヴァティ、同２着のレッドオリヴィア、同４着のヒルノマテーラ、前走阪神牝馬Ｓ５着のココロノアイ、前３走重賞で５、５、６着のハピネスダンサー、１４年の秋華賞３着馬タガノエトワール、芝２０００ｍ巧者のウインリバティなど。
リラヴァティはシンハライトの半姉。重賞［０−１−３−４］で福島牝馬Ｓ２着、フェアリーＳ・チューリップ賞・ローズＳ３着がある。昇級戦になるためハンデは５３キロ。昨年のエリザベス女王杯は９着に終わったが、シュンドルボンとは０．２秒差だった。
レッドオリヴィアは前走リラヴァティにクビ差の２着。格上挑戦のため、ハンデはリラヴァティより１キロ軽い５２キロ。芝１８００ｍがベストのため、距離の克服がカギ。ココロノアイは前走阪神牝馬Ｓ５着で復調気配。距離はこなすタイプ。馬場が渋ったら要注意。
ハピネスダンサーは重賞で善戦止まりが続いている。芝２０００ｍは［４−０−０−５］。川田騎手に乗り替わって最後にひと押しがあれば。ウインリバティは芝２０００ｍ［４−１−１−１］。前３走は惨敗したが、得意の芝２０００ｍで変わり身に注意。
★先週の予想結果
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