函館スプリントS
レース展望
サマースプリントシリーズの第1戦。過去10年で1番人気は[3−3−0−4]で6連対。単勝1倍台は[1−1−0−1]、牝馬は[2−1−0−1]。14年に単勝1.6倍のストレイトガールが直線で前が壁になって11着に終わったが、それを除くと単勝1倍台、牝馬は連対を確保。
2番人気は[2−0−1−7]、3番人気は[1−1−1−7]で各2連対。6〜9番人気が5連対、10番人気以下が2連対。最近3年は6−5番人気、8−6番人気、4−14番人気で決着し、馬連は90倍、273倍、195倍。最近3年は1〜3番人気の連対がなく波乱が続いている。
牡馬は[5−7−6−89]、牝馬は[5−3−4−26]。牝馬は3番人気以内[4−1−2−6]、前走3着以内なら[4−1−1−2]。人気の牝馬は信頼度が高いが、今年は前走3着以内の牝馬がいない。6番人気以下で連対した7頭のうち5頭が牡馬。穴で6歳以上の牡馬に注意。
オメガヴェンデッタは2走前の阪急杯で0.1秒差の2着。勝ったミッキーアイルは高松宮記念で2着に入った。前走京王杯SCは3番手から33.6秒でまとめて0.4秒差の6着。究極の上がり勝負になって切れ負けした形。時計の掛かる馬場で地力勝負が合うタイプだけに仕方ない。
芝1200mは2戦して函館日刊スポーツ杯1着(重)、キーンランドC4着。キーンランドCは4番手から抜け出したが、上位はみな差し追い込み馬だった。時計の掛かる函館は合うが、開幕週の馬場設定がポイント。英国遠征(エイシンヒカリ)から戻る武豊騎手が3戦連続で騎乗する。
アクティブミノルは芝1200m[3−0−0−3]で函館2歳SとセントウルSを制している。昨年のセントウルSは前半3F34.0秒で逃げてウリウリ、ストレイトガールを完封した。前走高松宮記念は16番人気だったが、好位の外からしぶとく伸びて0.4秒差の4着に入った。
初めて差すレースをして33.6秒で上がったようにここにきて脚質の幅を広げている。函館芝1200mは新馬、函館2歳Sを逃げ切った得意コース。前に行くか、差すかは枠順と展開の読み次第か。1週前の坂路で51.1秒を出したが、ラスト1F11.8秒はこの日の最速だった。
シルクロードS2着馬ローレルベローチェ、昨年の函館スプリントS勝ち馬ティーハーフ、同2着馬アースソニック、昨年の桜花賞馬レッツゴードンキ、昨年の小倉2歳S勝ち馬シュウジ、橘S勝ち馬オデュッセウス、マーガレットS勝ち馬ティソーナ、フィリーズレビュー勝ち馬ソルヴェイグ、同3着馬キャンディバローズなど。
ローレルベローチェはシルクロードSで逃げて2着に粘った。前走高松宮記念は前半3F32.7秒のハイペースで逃げて16着。開幕週の馬場を味方にできるが前半の入り次第か。ティーハーフは昨年勝った函館スプリントSは前半3F33.0秒のハイペースだった。得意の時期に入り復調気配。今年も前半の流れがカギ。
レッツゴードンキは高松宮記念で出遅れて直線で前が詰まって0.7秒差の8着。芝1200m2戦目、洋芝でどこまで変わるか。シュウジは惨敗が続いているが、小倉2歳S勝ちのある芝1200m、軽量52キロで一変するかどうか。オデュッセウスは脚質転換に成功し、末脚の威力が増している。陣営は戸崎騎手を確保。
★先週の予想結果
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