関屋記念
レース展望

過去10年で1番人気は[3−3−1−3]で6連対。前走G1は[2−1−1−1]、前走G3は[1−2−0−1]、前走条件戦は[0−0−0−1]。牝馬は[1−0−0−1]でドナウブルーが勝っている。2番人気は[2−2−0−6]で4連対、3番人気は[0−1−2−7]で1連対。06年に14−8番人気で大波乱になったが、それ以降は6番人気以内で決着。最近6年の馬連は12倍から38倍。20倍前後が狙い目。

年齢別では3歳[0−0−2−8]、4歳[2−3−1−9]、5歳[4−6−2−46]、6歳[2−1−2−36]、7歳[2−0−3−19]、8歳以上[0−0−0−12]。最近8年の連対馬16頭のうち13頭が4、5歳馬。人気の4、5歳馬を重視したい。6番人気以下で連対した4頭のうち3頭に新潟芝重賞で連対があった。夏の新潟重賞で実績のある馬に注意。3着に人気薄が来ることが多い点を3連単で考慮したい。

マジックタイムは2走前のダービー卿CTで重賞初制覇。中団から直線で内を突いてメンバー最速の33.8秒で差し切った。2着ロゴタイプは次走安田記念を制している。前走ヴィクトリアマイルは1分31秒5の高速決着で好位から伸び切れず6着。時計、上がりが速過ぎたか。芝1600mは[5−3−0−4]で左回りでは[4−3−0−2]、新潟芝1600mは[2−1−0−0]。休み明けは[2−1−0−2]で久々は苦にしない。牝馬のため54キロで出走できる。テン乗りのルメールに乗り替わる。極端な高速決着にならなければ。

ロサギガンティアは昨年の阪神カップで重賞2勝目を挙げたが、今年は京王杯SC3着、安田記念9着に終わった。芝1400m[2−0−2−1]、芝1600m[1−2−0−5]で芝1400mの方が安定している。安田記念で騎乗したMデムーロ騎手は芝1600mはギリギリとコメント。4〜9月は[0−0−2−7]、10〜3月は[5−2−0−3]で冬場に走るデカ馬。死角はあるが、G2で勝ち負けしている馬でG3では能力上位。藤沢和厩舎の管理馬が休み明けだけに太め残りに注意。4戦連続でMデムーロ騎手が騎乗する。

前走中京記念2着のピークトラム、同3着のケントオー、同4着のダンスアミーガ、同5着のダノンリバティ、昨年の勝ち馬レッドアリオン、同2着馬マジェスティハーツ、同3着馬ヤングマンパワー、同4着馬アルマディヴァン、芝1600mで3戦2勝のラングレー、一昨年の3着馬サトノギャラントなど伏兵は数多い。ピークトラムは谷川岳S1着、中京記念2着と地力強化中。前走中京記念では差し追い込みが決まる展開で3番手から2着に粘り込んだ。谷川岳Sを勝ったコースで前進があるか。橋口厩舎はレッドアリオンと2頭出し。

ケントオーは前走中京記念で最後方からメンバー最速タイの33.6秒で追い込んで0.2秒差の3着。今週も剛腕・和田騎手が持ってくるか。ヤングマンパワーは前走多摩川特別(1600万)を58キロを背負って優勝。芝1600mのG3は[1−0−2−1]。2走前の谷川岳Sではピークトラムにクビ差の2着。夏場も走るデカ馬。好位から地力で粘り込むか。ダンスアミーガは7〜9月の芝1600m[2−0−1−2]で4着以内を確保。重賞では[0−0−0−7]で4着が最高。過去10年で最多となる牝馬7頭が出走予定。

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