みやこS
レース展望

過去6年で1番人気は[2−1−1−2]で3連対。単勝1倍台は[2−0−0−0]、2倍台は[0−1−0−2]、3倍台は[0−0−1−0]。信頼度は単勝オッズに比例する。2番人気は[3−0−0−3]で3連対、3番人気は[0−1−0−5]で1連対。連対馬12頭のうち8頭が4番人気以内、残る4頭は6、7、7、9番人気。最近3年の馬連は32倍、44倍、121倍。年々波乱傾向が強まっている。

連対馬12頭のうち7頭が前走連対。残る5頭は前走ダートのOP以上で3、4、4、6、7着に終わり、2、1、7、7、6番人気だった。前走8着以下は[0−0−0−24]。前走惨敗した馬は出番がない。1〜4枠は[5−5−4−30]、5〜8枠は[1−1−2−42]。内枠に入った馬が活躍している。外枠から連対したのはインカンテーション(2回)のみ。5枠より外に入った馬は人気でも過信禁物。

アスカノロマンは今年G1ではフェブラリーS3着、帝王賞6着、南部杯4着だが、G2、G3では東海S、平安Sを勝ち、アンタレスS2着。馬体の増減が激しく、重賞でメンバーが強くなると萎縮してまともに走れなかったが、今年は馬体の増減が少なくなり、安定して走っている。京都ダ1800mは[3−2−0−3]。3走前の平安S(ダ1900m)は58キロを背負ってハナを切り、直線で後続を引き離し5馬身差で圧勝。過去2年のみやこSは10、4着に終わっている。このあたりをどう考えるか。和田騎手に乗り替わる。

ラニはUAEダービーで重賞初制覇。米遠征はケンタッキーダービー9着、プリークネスS5着、ベルモントS3着。厳しいローテーションだったが、一戦ごとに着順を上げた。前走ブラジルCは中団の後ろからメンバー2位タイの36.4秒で伸びて0.5秒差の3着。帰国初戦で余裕残しの仕上げだったが、最後にしぶとく伸びてきた。京都ダ1800mでは未勝利戦で先行して抜け出し、3馬身半差で圧勝している。母は天皇賞(秋)を勝ったヘヴンリーロマンスで半兄にアウォーディー。チャンピオンズCに向けてどんな走りを見せるか。

レパードS勝ち馬グレンツェント、昨年のみやこS勝ち馬ロワジャルダン、同2着馬カゼノコ、シリウスS3着馬アポロケンタッキー、東海S2着馬モンドクラッセ、14年のみやこS勝ち馬インカンテーション、JDD勝ち馬キョウエイギア、前走1600万条件を勝ったタムロミラクルなど。グレンツェントはダ1800m[3−1−0−0]で上がりは全てメンバー1、2位。前走レパードSで負かしたケイティブレイブは2走後に白山大賞典を制した。同じ3歳馬でもキョウエイギアより2キロ、ラニより1キロ軽い55キロで出走できる。

ロワジャルダンは昨年のみやこSを勝った後、7戦して6戦が3〜5着で勝ち切れないレースが続いている。ダ1700〜1800mで稍重以上なら[2−1−1−0]。叩き3戦目でどこまで変わるか。カゼノコは京都ダ1800m[2−2−1−0]で上がりは全て最速。昨年と同じ58キロを背負う。アポロケンタッキーは前走が不可解な負け方。ダ1800mは[2−1−0−1]だが、未勝利、500万条件でのもの。インカンテーションはOP以上のダ1800〜1900mで直線が平坦なら[5−1−0−0]。長期休み明けで仕上がりがカギになるが、56キロで出走できる。

WAKUWAKU競馬道場
競馬アナリストGM

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