シンザン記念
レース展望

過去10年で1番人気は[3−1−0−6]で4連対。単勝1倍台は[1−1−0−0]、2倍台は[1−0−0−3]、3倍台は[1−0−0−3]。単勝2、3倍台の1番人気は4、5着に負けることが多い。2番人気は[3−2−1−4]で5連対、3番人気は[1−1−2−6]で2連対。6〜9番人気が6連対、10番人気以下が1連対。最近8年のうち7年で人気薄が連対し、馬連は80倍、68倍、88倍、67倍、31倍、3倍、40倍、53倍。人気馬を軸に人気薄を絡めて中穴を狙うのが妙味。

連対馬20頭のうち9頭が前走連対。前走3着以下から連対した11頭のうち5頭が朝日杯FS組。朝日杯FSで3〜8着に負けた馬に注意。今年は朝日杯FS組が5着トラストしか出走がない。前走10着以下から3頭が連対しており、前走重賞なら着順は問われない。逃げ馬は[2−1−1−6]、最近6年は[2−1−1−2]で3連対。最近8年の連対馬16頭のうち10頭が道中4番手以内につけていた。内にグリーンベルトがあり、逃げ先行馬が活躍している。2着には追い込み馬が突っ込むことが多い。

ペルシアンナイトは[2−1−0−0]で上がりは全てメンバー最速。2走前のアイビーSは中団からメンバー最速タイの33.9秒で伸びて0.3秒差の2着。勝ったソウルスターリングは次走阪神JFを制した。前走こうやまき賞は中団から早めに上がってメンバー最速タイの33.9秒で抜け出して快勝。前半5F61.4秒のスローペースでレースの上がりは11.8−11.0−11.2秒の高速ラップだった。ハービンジャー産駒で近親にゴールドアリュールがいる池江厩舎の管理馬。Mデムーロ騎手に乗り替わる。

アルアインは芝1600mの新馬、千両賞を連勝。新馬戦は中団の後ろの外からメンバー最速の35.1秒で差し切って優勝。前走千両賞は中団の内からメンバー2位の35.1秒で抜け出して快勝。渋ったタフな馬場を全く苦にしないパワフルなフットワークで楽々と突き抜けた。ディープインパクト産駒で池江厩舎の管理馬。ペルシアンナイトはG1レーシング、アルアインはサンデーレーシング。池江厩舎は使い分けができないくらい3歳馬が揃っているということか。開幕週の馬場で極端に上がりが速くならなければ。

前走京王杯2歳S4着のコウソクストレート、前走朝日杯FS5着のトラスト、前走デイリー杯2歳Sで1番人気に支持され8着に終わったタイセイスターリー、前走千両賞2着のキョウヘイ、前走秋明菊賞3着のブラックランナー、前走未勝利戦を勝ったマイスタイル、ブレイヴバローズ、エテレインミノルなど。コウソクストレートは京王杯2歳Sで後方からメンバー2位タイの34.0秒で追い込んで0.6秒差の4着。出遅れて位置取りが悪くなったことが堪えている。距離延長がカギになるが、陣営はルメール騎手を確保。

トラストは札幌2歳Sを逃げ切ったが、東スポ杯2歳Sと朝日杯FSは2番手に控えて折り合いを欠き5着に終わった。今度は強気にハナを切るのではないか。他馬より1キロ重い57キロを背負う。過去10年で1〜8番枠は16連対、9〜12番枠は[2−2−3−31]で4連対、13〜18番枠は[0−0−1−27]で3着止まり。秋以降に使われていないAコースで内にグリーベルトがあり、内を通れる内枠の馬が有利な傾向がある。ただし3歳戦のため、京都金杯ほど極端ではない。能力があれば、外枠を覆してもおかしくない。

★1月5日の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
京都金杯 馬連・3連単11,040円、初夢S 馬連・3連単4,360円的中!

◆MR予想(万馬券MR)
中山金杯 馬連・3連単10,430円、京都金杯 馬連・3連複3,260円的中!

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